両面宿儺と女子高生の日常！【呪術廻戦】

クリスマス1 ページ28

高専1、2年と仲良し世界線
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もう数日でクリスマスだが高専も周りは何もなく、申し訳程度に玄関ホールにクリスマスツリーが飾ってある。

そのツリーにも誰がやったんだか1つ短冊がかかっており、書いていたのは「可愛い人形をください」だった。

十中八九学園長だろうと予想でき、面白がった1年がそれぞれの願い事を書いてみる。


「ケーキが欲しいです」「生姜鍋が食べたい」「CHA◯ELの香水が欲しい」「GU◯CIの財布をください」

順番に虎杖、伏黒、釘崎、Aである。


それを見かけた2年生もそれぞれのお願いを書き出す。

「しゃけしゃけ、ツナマヨ(みんなでご飯食べたい)」「打倒実家」「シャンメリーと七面鳥」

順番に狗巻、禅院、パンダである。


それを飾りつけて授業に参加した。


もうこれクリスマスじゃなくて七夕だよね。と言うツッコミはわかっちゃいるが誰もしなかった。賢明な判断である。


クリスマスイブ前日に1、2年全員の靴箱に「12月24日、18時より、1年教室に来い」という1枚の手紙のような果たし状のようなものがあった。


「あの馬鹿だろ」

禅院が手紙を握り潰す。


「じゃあ行かなくていいですか」

伏黒がめんどくさそうに言った。


「俺面白そうだし行ってみようかな」

パンダは興味深々。

「しゃけ」

狗巻もついて行くようだ。


「俺も行きます！着いて行っても良いですか？」

『私も行きます！』

「真希さん行かないなら良いや」

結果狗巻、パンダ、虎杖、Aが行くことになった。


いつもなら既に誰もいない教室の筈だが電気がついている。

パンダが声をひそめて「行くぞ」と扉を開けた。


パーン！！



軽快なクラッカーの音が聞こえた。

「メリークリスマス！」

白いセーターを着た五条が楽しそうに笑っている。


びっくりして固まる4人。

「あれ？なんか人数足りなくない？」

五条は扉を大きく開けて周りを見渡している。


「真希と伏黒はオマエだから来ないって」

『野薔薇は真希さんが行かないからって』

それぞれ説明する。

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