【電王】仮面ライダー銀王【銀魂】

２話:時の歪み ページ4

場所は変わって、デンライナー。
そこに、赤青黄紫の四体のイマジンと温和しそうな青年と、赤いイマジンの鳩尾にパンチをいれる幼い少女、そして炒飯をつくる若い女性と椅子に座りスプーンを磨いている、少し年のいった男性がいる。
キャーキャーと騒いでいるのは何時もの事である。決して珍しいことではない。

オーナー「良太郎くん。少し話があるのですが」

良太郎「はい」


オーナー「実はですね、また時の歪みが発生している。と駅長から連絡がきましてね」

良太郎「また、ですか…」

オーナー「えぇ、しかも歪んでいるのは良太郎くんのいる時間でも、ハナくんの時間でもない。全く別の世界の時間。」

ナオミ「はーい、炒飯出来ましたー♪」

オーナー「ナオミくん、ありがとうございます」
先ほどまで炒飯を作っていた女性…ナオミは炒飯をオーナーの前にある机の上に置いて、イマジン達の元に行ってしまった。
オーナーは手に持っていた日本のスプーンを机に置いたかと思うと、その持ち手を手刀で叩き、跳ねさせて再び持ち、炒飯を食べ始める。

良太郎「あの、全く別の世界の時間が歪み始めるのって、すごくマズい事なんじゃ…。その世界にまでイマジンがとんでいる。って事ですよね…？」

オーナー「そういう事になりますねぇ。良太郎くん、今回もお願いしていいですか？」

良太郎「はい。任せてください！」


オーナー「それでは行きましょうか。『銀魂の世界』へ………」

３話:およおおおおおおお！！！！！→←１話:契約

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す