44.バドミントン ページ45
自分で言ったけど、けちょんけちょんって何だろう、と思いながら着替えて体育館に向かう。
｢今日もバドミントンです。｣
昨日と似たような説明を聞き終わり、ラケットを持って昨日と同じペアで練習する。
｢Aちゃん上手いよね…文化部とは思えない…｣
｢球技はできないけどバドミントンはできるよ。｣
｢バレーとか勢いで頑張ってたね…｣
バレーは気合で乗り切っていた…
ボールを拾うのは得意なのだが、それ以外は壊滅的だった。
｢じゃあ今日はトーナメントします。｣
先生が適当に考えてきたトーナメント表を適当に並んでいた順に当てはめていく。
｢頑張ろうね。｣
｢一回戦勝ったら颯くんか…頑張ろう。｣
｢そっかそっか｣
ペアの子が隣で微笑んでいる。
｢ん？まぁ、行くぞー｣
一回戦、途中で息が切れていたが無事に勝利。
二回戦、颯くんとその友達だ。
｢勝つぞー｣
｢おー｣
ゆるく言いながらじゃんけんをする。
勝ったのでシャトルを受け取って打つ。
｢いよいしょー！｣
何かを打つ時などにこういう声が出るのはどうしようもない気がしている。
｢ふはっ｣
現に向こうで笑いまくっている眼鏡が一人。
｢わ、笑うなー！｣
叫びながら全力でスマッシュ。
まずは一点。
その後も叫びながら打ちまくっていたらいつのまにか勝っていた。
｢なんであれで付き合ってないのかな。｣
｢俺も思ってた。｣
それぞれのペアがこんな話をしていたことは知らない。
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薊 - 瀬央さん» コメントありがとうございます！わくわくしていただけて良かったです…！ (2018年11月4日 23時) (
レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - airさん» コメントありがとうございます！続編は今のところはないですね… (2018年11月4日 23時) (レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
瀬央 - 最後まで一気に読みました！とってもわくわくしました！ (2018年10月28日 21時) (レス) id: 73beee53e0 (このIDを非表示/違反報告)
air(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れさまでした( ﾉ^ω^)ﾉあの、続編の予定とかないでしょうか…？ (2018年10月28日 10時) (レス) id: e5f7ae3945 (このIDを非表示/違反報告)
薊 - airさん» コメント、お気に入りありがとうございます…！頑張ります…これからもよろしくお願いします！ (2018年10月19日 23時) (レス) id: 02884e4a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2018年3月4日 1時
