親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ ページ10
私は今日非番だったので江戸の街を歩く
すると、橋の上に見覚えのある2人がいた
あれは桂小太郎と高杉晋助だ
桂「祭り好きも大概にするがいい、貴様は俺以上に幕府から嫌われているのだからな…死ぬぞ」
高杉「よもや、天下の将軍様が参られる祭りに参加しない訳にはいかない…」
あーぁ…聞かなきゃよかった、最悪
どうやら今度の祭りで何かしでかすみたい
高杉「祭りの最中、将軍の首が飛ぶような事があったら…幕府も世の中もひっくり返るぜ？」
『…そーゆー話私が居ない所で話してくれない？最悪なんだけど』
そう声をかけると2人は私の方を見た
その表情は、完全に驚いている様子だった
高杉「ククク、幕府に寝返った姫さんじゃねぇか…こんな所で会えるなんてなァ？」
『うっさいな…こっちにも事情があるの低身長』
高杉「ぶっ殺すぞ」
はぁ…とため息をつきながら彼らに近く
桂「真選組のお前が俺達を無視ていいか」
『今日非番だし、私休みの日にまで仕事するほど真面目じゃないからね』
桂「ふん、お前らしいな」
一瞬の沈黙後、私の携帯に着信が入った
相手は土方
『はい…』
＜土方「緊急会議だ、来い」＞
『ﾁｯ…』
舌打ちをして、電話を切った
土方が何か言ってたけど気にしない気にしない
とりあえず今日は休みが潰れるやつだ
『最悪…絶対あんたの事だよ高杉』
高杉「鼻の聞く犬じゃねぇか、ククク」
『…じゃあね、精々捕まらないように』
そういい、私は2人に手を振り去った
＿＿＿＿＿＿＿
土方「いいか、祭り当日は真選組総出で将軍様の護衛に着くことになる。将軍にかすり傷一つでもつこうものなら俺たち全員の首が跳ぶぜ、そこら辺心してかかれ」
夏の風物詩である祭りに将軍様が出席するらしく、その護衛を真選組が任された
私はトシの話をお茶を飲みながら聞いている
土方「キナ臭ぇ奴見かけたら迷わずぶった斬れ！俺が責任を取る」
沖田「マジですかぃ？じゃあ侍見つけたら片っ端からたった斬りまさぁ、頼みますぜ？」
土方「おーい、みんなさっき言ったのは無しの方向だ」
『お茶美味い…』
土方「一人和むんじゃねぇ…それからこれは未確認の情報なんだが、江戸にとんでもねぇ野郎が来てるって情報があんだ」
『とんでもない奴…？』
土方「以前涼亭で会談をしてた幕府の中枢人が皆殺しにされた事件があったろ？それは奴の仕業だ…攘夷浪士の中でも最も過激で最も危険な男＿＿＿高杉晋助がな」
だよねぇ…
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777 - 14ページの沖田のおちょこちょこはおっちょこちょいなのでは？ (2018年9月25日 1時) (
レス) id: 9808ac8bc9 (このIDを非表示/違反報告)
椛 - いろいろなところ(^o^) (2018年9月6日 23時) (レス) id: 9a653bc0e6 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 椛さん» え！？すいませんでした！！どこか教えてくれませんか？！すぐ直します！！ (2018年9月4日 23時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
椛 - 椛なのに名前になっています (2018年9月4日 16時) (レス) id: 9a653bc0e6 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - トロ丸くんさん» いえ、逆にありがたいですよ！読者様に違和感なく読んでもらいたいので間違っているところを見つけて教えてもらい助かりました！本当に感謝してます！！ありがとうございました！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中原白也 | 作成日時：2017年8月25日 9時
