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『あはは、そうですね。高かった…かもしれないです』
「ふは、何やそれ。自分が買うたのに疑問形やなんて。……なぁ、もう少し近くでその指輪見せてもらってええ?その間にメニュー見ててええよ、僕はもう決まってるから」
まぁ別に見る位ならと指輪のはめられた手を彼の方へと寄せる
彼は少し驚いていたが軅て恐る恐るといったように私の手へ自分の手を触れさせ自分の顔へと近付けていた
私はそんな様子を横目にメニューを見たが、やはり先程見ていたサンドイッチと珈琲のセットにしようとメニューから彼へと視線を戻した時【バチッ!】と身体へ静電気を帯びたような痛みが走る
慌ててその発信源、基自分の手の指輪の方へと視線を向けると指輪に触れようとした彼の手が【弾かれた】ように捉えられた
当然彼は驚いていたし私だってそんな現象は初めてで驚く
静電気で弾かれたのかな、まぁ確かに静電気痛いしなんて呑気な思考をしながりも私は大丈夫ですか?と彼へ声をかけた
「あ、おん……大丈夫。御免なぁ吃驚させてもうて、もうええよ」
『は、はぁ…あ、そう言えば名前を聞き忘れてました。私の名前は【A・カットナー】と言います。えっと…』
そういえばなんて事で許される事ではないのだが、私から先に名乗り終えると彼は困ったように眉を八の字にして口を開く
するりと優しく掴まれていた手は解放されていた
何か困らせるような事を…?いや、そもそも順が可笑しいのだから変わった子だなんて思われてしまったのだろう
店員さんの事を呼ぶベルをチリンと鳴らした彼から聞かされた名は_
「僕は【アスモデウス・ウツ】って言う名前。」
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雨桐(プロフ) - にゃーちゃんさん» 初コメありがとうございます。更新渋っていたのでモチベが上がりました!これからも頑張りますので応援の方宜しくお願い致します。 (11月23日 14時) (
レス) id: 24188e2a99 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！とても面白くて、一気読みしてしまいました…！悪魔とかそういうのめちゃくちゃ好きなので嬉しい！更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (11月22日 16時) (レス) @page31 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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