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score 3: ｱﾅﾀside ページ3
『え！俺だって今知ったの？…俺達結構売れてるって思ってたんだけどなぁ…(笑)』
平謝りの私に、笑いながら話す相葉さん。
嵐の相葉雅紀さんにこんなところで会うとは、微塵にも思っていなかったから…
記憶が一致した時に、光輝いて…その光から相葉さんが現れた感じがした。
まさしくスターという感じで…
『さっき俺達の曲弾いてくれてたでしょ？また、弾いて？』
ピアノを再開して演奏が始まると、相葉さんが詩を口ずさむ…
〜 〜♪ … …
曲が終わった…
『…本当に綺麗な音色…だよね。』
柔らかな笑顔…
｢何か…お好きな曲はありますか…？｣
思わず…笑顔に引き込まれて、リクエストを聞いてしまった…
『え！なんでも弾けるの？』
｢あ…何でもってことはないんですけど… …｣
『…って言っても…俺…そんなに詳しくないから、曲名もわからないや(笑) 』
… … 〜♪ 〜♪♪ …
『あ、これ知ってる！きらきら星！』
きらきら星変奏曲…
子供のように目をキラキラして、聴き入る相葉さん…
そんな彼を見ていると…何故か私の心もキラキラし始めた気がした…
目を閉じると…
きらきら星の音色が…まるで星のように私と相葉さんの周りを舞う…
2人だけの時間がゆっくり流れる…
ずっとこうしていたい… …
唇に何かが触れたのを感じて…ゆっくり瞼を開けると…
相葉さんの唇が重なっていた… …
score 4:ｱﾅﾀside→←score 2: ｱﾅﾀside
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作者名：mina | 作成日時：2017年5月13日 18時
