好きな人は遠きにありて愛でるもの…だけど (ページ39)

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JM side

ユンギヒョンが大爆笑してる？！

あっちって、主任とAさんがいるボックス席だよね？

何があったの？

すごく気になる！

JM「ホソギヒョン、僕、Aさん達の様子見てきます。」
HS「やー！邪魔はよくないよ、ジミナ？

･･･でも、僕も気になる！潜入捜査ヨロシク！」

JM「お任せください、先輩！」

角のボックス席へ急ぎ足で近づく。

「ねーAさ・・・あ。」

そこには、Aさんの肩に頭を乗せる主任と、顔を赤くして受け止めているAさんの姿。

え？これ、どういう状況･･･？

A「あ・・・主任･･･寝ちゃってるから・・・しぃー！///」
JM「ごっごめん！お邪魔しました・・・///」

寝ちゃってたの？あの主任が？

今日は殆ど飲んでなかったように見えたけど？

いや、余計な詮索はしないほうが･･･

もしかしたら、いい感じになってたかもしれないし･･･。

JM「･･･羨ましいなぁ///」

僕も早くAさんに告白しておけばよかったなぁ･･･。

あんなに鈍感さんだって知ってたら、ストレートに言ったのに。

あーあ･･･僕もバカだなぁ。

HS「どうだった？あの二人？」

居ても立っても居られなかったのか、ジョングギをほったらかしてホソギヒョンが僕に近寄ってきた。

こんな話、ジョングギには聞かせられない！
耳打ちで報告しよう。

JM「ﾎﾞｿﾎﾞｿ(･･･って！いい感じでした！主任、ジョングガの一歩先を行ってるかも。)」
HS「ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ(ほうほう･･･！僕のAが遂に･･･あぁ･･･愛娘を嫁に出す気分って、こんな感じなのかなぁ。)」

一人でしんみりしているホソギヒョン。

JM「ヒョンはAさんの事、娘みたいに思ってたんですか？」

HS「うん？つか、我が子同然の愛情注いできたんだよ？
今は反抗期がやっと過ぎて、少しずつ距離を縮めてる父娘のように･･･」

身振り手振りで熱く語りだしたホソギヒョン。

　

　
　
･･･妄想が凄まじいからこのまま放置しとこ。

Aさんが幸せになるように･･･笑っていてくれるように、僕は二人を見守ってあげなくちゃ。

僕はAさんもジニヒョンも大好きだからね！