90 ページ40
.
SJ「ふふっ・・・Aちゃん可愛い。」
肩にもたれたままの主任が小声で囁く。
あ、咄嗟に嘘ついちゃったんだ・・・。
A「もうっ!主任のせいですよ?」
SJ「主任じゃなくて。」
・・・まだ甘えモード継続中だったんだ・・・。
A「・・・ソクジンさんのせいですよ・・・」
SJ「甘えていいって言ったのは、Aちゃんだからね?」
そう言っておでこをずらして首筋に顔を向ける。
髪が当たってくすぐったい…。
A「しゅ・・・ソクジンさん、くすぐったいです。」
SJ「このままホントに寝ちゃおうかな。」
A「ダメに決まってるでしょ!」
SJ「意地悪・・・。」
主任の頭が私の肩から離れる。
私の背にゆっくりと主任の腕が絡む。
SJ「どうしよう、Aちゃん。」
お互いの体がぴったりと密着する。
抱きしめる腕の力が徐々に強まる。
SJ「僕、Aちゃんを離したくなくなった。」
A「え?」
SJ「このまま部屋に連れて帰りたい。」
A「主任?」
どちらのものか分からなくなるほどに、うるさく聴こえる胸の鼓動。
どうしよう・・・苦しい・・・。
顔に熱が集まる・・・
全身が熱い・・・。
こんなにドキドキが止まらない・・・。
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時