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SJ「ふふっ・・・Aちゃん可愛い。」

肩にもたれたままの主任が小声で囁く。


あ、咄嗟に嘘ついちゃったんだ・・・。


A「もうっ!主任のせいですよ?」
SJ「主任じゃなくて。」


・・・まだ甘えモード継続中だったんだ・・・。


A「・・・ソクジンさんのせいですよ・・・」
SJ「甘えていいって言ったのは、Aちゃんだからね?」

そう言っておでこをずらして首筋に顔を向ける。
髪が当たってくすぐったい…。

A「しゅ・・・ソクジンさん、くすぐったいです。」
SJ「このままホントに寝ちゃおうかな。」
A「ダメに決まってるでしょ!」
SJ「意地悪・・・。」



主任の頭が私の肩から離れる。


私の背にゆっくりと主任の腕が絡む。



SJ「どうしよう、Aちゃん。」



お互いの体がぴったりと密着する。


抱きしめる腕の力が徐々に強まる。


SJ「僕、Aちゃんを離したくなくなった。」

A「え?」

SJ「このまま部屋に連れて帰りたい。」

A「主任?」


どちらのものか分からなくなるほどに、うるさく聴こえる胸の鼓動。




どうしよう・・・苦しい・・・。




顔に熱が集まる・・・





全身が熱い・・・。





こんなにドキドキが止まらない・・・。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時

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