81 ページ31
私の話を聞いていた二人がに背を向け、顔を突き合わせて内緒話を始めた。
JM「ボソボソ(ホソギヒョン、あれで気づいてないってどういうことでしょうね?)」
HS「ゴニョゴニョ(
振り向きざまに尋ねられた。
HS「ちなみに聞くけどさ、彼氏っていたことある?」
A「…………ないです。」
JM「告白されたことは?」
A「中学の時に1度だけ。友達になりたいって。」
HS「友達?!で?で?」
A「友達になりましたよ?」
HS「…………それだけ?」
A「?? それだけですけど?」
それが今、何の関係があるの??
JM「ボソボソ(ホソギヒョン、初心でしたね、Aさん。)」
HS「ゴニョゴニョ(あれはもう鈍感の域に達してるよ!そりゃ気づかないわな……。)」
突然、ホソク先輩がスーツの襟をシュッと正した。
HS「よし!僕が一肌脱いでやろう!」
A「…………は?」
HS「Aのジニヒョンへの気持ちを再確認してみよう!」
A「どっ、どうやってですか?」
ホソク先輩が前のめりになり、顎をひと撫でして、ニヤッと笑う。
HS「……来週、ちょっと試してみない?」
A「は?何を?」
HS「だから、ジニヒョンへの気持ちを再確認するんでしょ?」
A「は?」
JM「――あ♪」
ジミンちゃんが何かに気付いたらしい。
二人が目を会わせニヤッと笑った。
HS&JM「「親睦会!」」
JM「親睦会で主任と二人きりになるでしょ?」
HS「そしたら嫌でも距離は近くなって・・・。」
JM「どう思ってるか分かる!」
パァン!!
そこの二人、ハイタッチして何で意見の一致を喜ぶの?
当事者、私なんですけど?
……私の気持ちを、ねぇ。
確かに知りたいかも。
自分で解ってないのはどうかと思ってたとことだったし、ここは二人の提案に乗ってみることにした。
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時