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私の話を聞いていた二人がに背を向け、顔を突き合わせて内緒話を始めた。


JM「ボソボソ(ホソギヒョン、あれで気づいてないってどういうことでしょうね?)」
HS「ゴニョゴニョ(初心(うぶ)なのかな?Aちゃん?)」

振り向きざまに尋ねられた。

HS「ちなみに聞くけどさ、彼氏っていたことある?」

A「…………ないです。」

JM「告白されたことは?」

A「中学の時に1度だけ。友達になりたいって。」

HS「友達?!で?で?」

A「友達になりましたよ?」

HS「…………それだけ?」

A「?? それだけですけど?」


それが今、何の関係があるの??


JM「ボソボソ(ホソギヒョン、初心でしたね、Aさん。)」
HS「ゴニョゴニョ(あれはもう鈍感の域に達してるよ!そりゃ気づかないわな……。)」

突然、ホソク先輩がスーツの襟をシュッと正した。

HS「よし!僕が一肌脱いでやろう!」

A「…………は?」

HS「Aのジニヒョンへの気持ちを再確認してみよう!」

A「どっ、どうやってですか?」


ホソク先輩が前のめりになり、顎をひと撫でして、ニヤッと笑う。


HS「……来週、ちょっと試してみない?」

A「は?何を?」

HS「だから、ジニヒョンへの気持ちを再確認するんでしょ?」

A「は?」
JM「――あ♪」


ジミンちゃんが何かに気付いたらしい。

二人が目を会わせニヤッと笑った。

HS&JM「「親睦会!」」

JM「親睦会で主任と二人きりになるでしょ?」
HS「そしたら嫌でも距離は近くなって・・・。」
JM「どう思ってるか分かる!」


パァン!!




そこの二人、ハイタッチして何で意見の一致を喜ぶの?

当事者、私なんですけど?


……私の気持ちを、ねぇ。



確かに知りたいかも。
自分で解ってないのはどうかと思ってたとことだったし、ここは二人の提案に乗ってみることにした。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月12日 12時

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