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「ジョングガ!11時のクライアントの打ち合わせに行くよ!」



叫んだのはソクジン主任だった。




ホッ……主任が助けてくれた。




え?今、ホッとした?


JK「……はい。」

少し不機嫌な声色のジョングク君が去り際に

JK「ヌナ、また後でね。」

と囁かれ、それを見ていたテヒョンとジミンちゃんに騒がれた。



持たないよ……精神的に……。

ああもう……!どうなってんのよ!わけわかんないっ!





そして外回りから戻ってきたジョングク君は私への猛攻を始めるのだった…。



──── ── ─


JK「ヌナ、ただいま戻りました!」
A「お……おかえり……」

JK「すいませんヌナ、この書類作るの、少し手伝ってもらえませんか?」
A「ああ……うん……」

JK「ヌナ、休憩がてらコーヒー飲みに休憩室に行きましょう。」
A「え……えっと……」



今までと180度違うキャラ・・・
こんなに人懐っこいの?ジョングク君って。



JM「やっとAさんと打ち解けたと思ったら――。」
TH「なんだよAへのこの猛アタック……。」

A「……助けて、同期よ……。」

TH「だいじょうぶ!応援してあげるよ!グガ!A!」
A「はあ?」

何ですと?!

A「こらこらテヒョン!さっきまで『僕のもの〜』とか嘆いてたやつのセリフか?!それ!」
TH「だって僕、Aも好きだけど、ジョングギも好きだも〜ん!」

JM「僕はいつでもAさんの味方ですよ!辛かったら僕が慰めてあげますよ!」
A「ジミンちゃ〜〜ん!ありがとう!」

ジミンちゃんに手を伸ばすと、
JK「ダメです、ジミン先輩!Aヌナは俺が慰めます!」

ジミンちゃんを牽制するように、ジョングク君は私の肩を自分の胸に引き寄せる。

A「……参戦しないで、ジョングク君……。」
JK「あ、俺の事はグクでいいですよ、ヌナ?」

神様……私をここから助け出して……!

心の中で懇願したその時――


「ハン・Aさん、ちょっと手伝ってもらえるかな?」

心の声が届いたっ!


捨てる神あれば拾う神あり!



いや、拾っていただいた!この神が!









「お供しますっ、ナムジュン課長!」

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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月6日 22時

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