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SJ side
A「主任、どうしちゃったんですか？変ですよ？」
わかってる。
おかしくなってる。
あいつのせいで冷静な判断ができない。
Aちゃんの華奢な体は僕の腕の中にすっぽり収まるくらいに小さい。
首元でAちゃんの困惑した声が聞こえる。
Aちゃんのほのかに甘い髪の香りが鼻腔をくすぐる。
このままAちゃんを……。
ダメだ！それはダメだ！
湧き上がる衝動を必死に抑えた。
子供じみてるかも知れないけど……
Aちゃんをジョングクに取られたくない。
取られたくないなら、ちゃんと僕のものにすればいい。
ただ遠くから見ているだけじゃダメなんだ！
僕はAちゃんを抱きしめたままあの時の続きを口にした。
「……僕……
Aちゃんが好きなんだ。」
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年5月6日 22時
