検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:522,599 hit

16 ページ16

 

SJ「Aちゃんっ。」

A「あ、主任。」


親睦会が始まってもう1時間以上経つ頃、ようやくソクジン主任が話しかけてきた。


SJ「ねえ、奥のバーカウンター行ってみない?」

A「いいですね!お供します!」

 

ソクジン主任に誘われてバーカウンターへ移動する。


……ちょっと気になってたんだよね、この一角。



テーブル席から少し離れただけで、落ち着いた雰囲気に一変する。

SJ「お疲れ、Aちゃん。」

A「お疲れ様でした、主任。」


カクテルグラスを傾け、乾杯を交わす。

 
あ、かっこいい……。


綺麗な色のショートカクテルを流し込むソクジン主任の横顔を見て、胸のあたりにとくんと、何とも言えない感覚が生まれた。


SJ「Aちゃん、モテるねぇ。」


私を見つめながらにっこり笑ってそう言った。

一瞬目が合った気がして、つい逸らしてしまった。


A「モテるだなんて思ってないですよ?紅一点だから仕方ないと思ってます。」

SJ「仕方ないなんて言わないで?みんな、Aちゃんが好きだから自然と集まってくるんだよ!」

A「……分かってます!ちょっと意地悪言っただけです!」

SJ「ふふ……そっか!」


みんなが優しくてたまに厳しくて、よくしてくれているのは知ってる。

特に主任は私に優しいようだし。寧ろ甘やかしてくれてる?



まぁ、紅一点だしね〜。気も使うかぁ。




私はカクテルで酔いが進んだのか、普段口にできないようなことをこぼし始めた。




A「……私、最初は、主任に嫌われているような気がしてたんです。」


SJ「え?」

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (200 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
979人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。