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そんなアルパカ主任……もとい、ソクジン主任が外回りに連れ立って行ってたのが、
SJ「ジョングガー!書類作成お願いねー!」
「……はい。」
超絶イケメンの黄金の後輩・チョン・ジョングク君。
その甘いマスクと、仕事の早さで営業成績急上昇中のデキる子なんだけど……
A「ジョングク君、手伝えることがあったら言ってね!」
JK「……はい。」
……必要最小限しか話せない超絶人見知りだったりする。
もう半年過ぎたっていうのに、未だに私には目すら合わせてくれない。
女嫌いなんでしょうかね?
いつになったら心を開いてくれるんだろうかこの子は……。
……こんな個性濃い目の社員ばかりですが、私は楽しんでます。
──── ── ─
JM「やってきました親睦会シーズン!」
A「毎月やってて飽きません?親睦会。」
HS「いいじゃん!月1回の無礼講なんだから☆」
月末の恒例行事、親睦会。
NJ「今月の幹事はくじ引きで決める!」
幹事は毎月二人がくじ引きまたは挙手、推薦のいずれかで決めてるんだけど、ここ最近は公平を期すために専ら“くじ”で決めている。
「えー!!先月当たったばっかだから僕パスしたい!」
ごねるテヒョンに
「もう近くのお店でよくないですか?」
そもそも探す気がないジミンちゃん。
「……。」
気配を消したいジョングク君に
「(カタカタカタカタ)」
仕事モードフルバースト中のユンギさん。
「僕も先月テヒョンと組んで幹事やったからパスしていいよね?」
テヒョン同様、今月の幹事から外れたいホソク先輩と
「はい……はい、わかりました、すぐにお伺いしますので……」
ユンギさんのデスクの電話を代理で受けるソクジン主任。
A「じゃ、今月は親睦会なし?」
「「「「それはない!」」」」
……じゃあゴネないでいただけませんか?
A「はぁ……とりあえず課長、くじ引きしましょうか……。」
NJ「……そうだね、Aちゃん、作ってくれる?」
A「お安い御用です。」
テヒョン提供のお菓子の箱に紙を8枚、小さくたたんで放り込むと順番に引いていく。
TH「っしゃ!一抜け!」
JM「ん、ハズレ。」
JK「……ホッ」
HS「よかったー!外れた!」
YG「(…カタカタカタカタ…)」
(無理やり片手を突っ込ませてひっかかってきた紙を確認)A「ハズレですね。」
SJ「あ……」
A「え……」
NJ「あ、ハズレだ」
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月6日 22時