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親睦会がお開きになる頃にはみんなすっかり出来上がってて、
NJ「ホソガぁぁぁ〜！次行くぞぉ〜〜」
HS「ナムジュナ〜！もぉ〜飲み過ぎだよ〜！」
あの夫婦はほっといても大丈夫そう。
YG「テヒョンア！ジミナ！さっさとタクシーに乗れ！」
JM「やだー！Aと帰るぅ〜」
TH「Zzz……」
ユンギさんとジミンちゃんが格闘中。
テヒョンは爆睡中。
さすがにユンギさん一人では大変かな……。
手伝ってやりますか。
A「ユンギさ… JK「俺がヒョン達連れて帰ります。」え。」
YG「……。おう助かるわ。」
ジョングク君、いつもならすぐに帰っちゃうのに珍しい……。
JK「(ﾁﾗｯ)今夜はごちそうさまでした。お先に失礼します。」
私を見たよね、間違いなく。
その視線でバーカウンターでのことを思い出した。
…あれ、本気なの？
ジョングク君は私たちに一礼すると、二人をタクシーに軽々と放りこんで帰って行った。
おー…可愛い顔して意外と力持ちだ！
YG「あいつ……」
タクシーの去る方を見ながら、ユンギさんが苦笑いしてる。
YG「……さて。お前ら二人はどうする？俺は一人で飲み直すけど？
あ、ジニヒョンはAと帰るんですっけ。」
SJ「え？あ、うん！もちろん！」
YG「プッ……ま、いつもの事ですからね。
じゃ、ヒョンの為に邪魔者は退散しますかｗｗ」
SJ「うん、ありがとさん……。」
何故かニヤついているユンギさんは、颯爽と夜の街明かりに消えた。
何なんだろう……この二人は……。
付き合いが長いのは知ってるけど、この通じ合ってる感が…。ここも夫婦なの？
などと考えていると、
「……Aちゃん、帰る？」
優しく笑うソクジン主任に肩を叩かれた。
そういえば……あの思わせぶりな言葉の続きは何なんだろう……。
それが気になってしまって、
A「もう少し、飲もうかなって。」
そういえば、きっと主任は。
SJ「じゃ、僕も付き合うよ。」
――言うと思った。
優しい主任は親睦会の夜は私を一人にはしない。
きちんと駅まで送ってくれる様な人だから、私が飲みたいって言えば付き合ってくれる。
業務上、直接の関わりは少ないけど同じ課だし、仲間だけど、私も主任の人と成りをよく見てるなって、改めて自分で思う。
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年5月6日 22時
