君だけのカフェラテを。【完】

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TH「ホソギヒョン、Aの事どう思ってるんですか？」

「どうって…」

TH「好きなのか？嫌いなのか？」

直球だなぁ…そういう積極的なところ、羨ましい…。

いや、そもそも告白するって、そういうことなんだよな…。
ここで言えなければ、ホントにヘタレだ。


僕の気持ちはとっくに決まってるんだから…。

「…好きだよ。でも…」

TH「“でも”は要らない。…Aが好きなんですよね？」

「…うん。」

TH「わかった！」

僕の答えを聞くとテヒョン君は、満足げな表情で飛び降りるように席から離れた。


TH「じゃ、今夜俺らの店に行きましょ！」

「え？いや、この流れでどうして今夜お店に行くことになるの？」

TH「今日は何時に終わります？」

「えっと…閉店までだから…10時？」

TH「ダメダメ！それじゃ遅い！8時には終わらせて！」

「は？？いやいや！仕事だから！そんなに早くは上がれないって！」


テヒョン君は何を思ったか、奥の厨房にズカズカと入り、

「ホソギヒョンが具合悪いから、今日は8時に上がりたいって言ってますよ〜！」

とんでもないことを言いだした。


「はぁ？！ちょっと待っ…」



厨房でマスターと何か話してたようだったけど…何話してるんだ？！

程なくして戻ってくるテヒョン君。


「…マスターいいって！最近元気ないの、気にしてたましたよ？良かったね〜ヒョン♪」



「えぇー…。」




マスター…



テヒョン君にどう言い包められたんですか…？

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