夢 ページ16
rb『……ん？』
気が付くと城の廊下に立っていた。
彼は戸惑い辺りを見渡す。
確か自分は【彼女との思い出の品】を持って眠りについたはずだ。
それなのに何故この場所にいるのか。
窓からはさっきまでは真っ暗だった風景が一辺。
明るい太陽が差し込んでいた。
rb『なんで……俺はここに居るんや…？』
いつも鳴っていたお腹も、
瞼をあけるだけでやっとだった眠気も、
今では嘘のようになくなっていた。
rb「……〜っ。まぁそうやなぁ〜」
rb『…！？』
廊下の突き当りから自分と似ている声が聞こえる。
いや…自分のことは一番知っている。
あれは自分の声だ。
でも何故？
彼自身は声を発していない。
すると。遠い場所から歩いてくる影が二つ。
「よしっ！じゃあロボロ！一緒に牛乳飲もうか！」
rb「あ"っ！？お前馬鹿にしとるやろっ！A！！」
rb『A…！？』
遠い場所から歩いてくるのは
自分と、自分の隣で自分と楽しそうに笑う彼女の姿があった。
rb『A…！！』
「………！」
彼女と目があった。
それだけでもうれしかった。
「ロボロ！！ごめんね！！私トントンに呼ばれてるんだった！！」
rb「あ。そうなん？」
「ごめんね〜？一緒に牛乳飲む約束してたのに〜」
rb「してへんわっ！」
「ごめんって！これあげるから許して！！じゃ！！」
今彼女が自分に渡した物。
それが彼がこの空間に来る必要な思い出の品だった。
それを渡した彼女は一直線の廊下なので
此方に向かって走ってくることになる。
走ってきた彼女は彼の手を掴み、走りだした。
rb『えっ…A…？』
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ゆん - 夢の中であった所泣きました。いいお話でした続きを楽しみにしております頑張ってください。 (2019年3月23日 7時) (
レス) id: a02a70e128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 泣きました。このお話良かったです！これからも頑張ってください！Twitterも見させてもらいます！ (2019年3月23日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：医科村 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ikamura0214
作成日時：2019年3月22日 14時
