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あっくんめ。
そのあだ名は重岡の前では禁句言うておいたのに！
「照史さん、もんち？って何すか？」
ほら！
食いついたやん！
「もんちっていうのは、智洋のあだ名やで。
モンチッチに似てるやろ？」
それ言われて、重岡が俺の顔、
ジイーッて、音しそうな目ぇして見てくる。
綺麗な瞳に吸い込まれて、身動きさえ出来へん。
「そかな。俺はあんま思わんな。
ともは、色白さんで可愛ええもん」
重岡がくしゃっと笑う。
なんでこない、カッコええん。
見惚れてたら、あっくんに苦笑いされた。
「お二人さんの世界やめーい。
ほんま、らぶらぶで安心した。
重岡くん、もんちのこと、頼んだで。
色々あって、大変やと思うけどな」
「はい。任せて下さい！」
重岡が自分の胸を叩いてる。
全部、現実ならええのにな・・・
夢物語はそろそろ終わりを告げる。
「ほんなら、来月の結婚パーティーで。
出来たら二人で出席してや」
あっくんに手渡された招待状。
「うん。絶対に行くから」
約束して、レストランの前で別れた。
あっくんの車を見送ってから。
胸に隙間風が、ひゅっと吹き抜けた。
「重岡、ありがとうな。
ほんま助かった。
完璧でびっくりやったし」
「そお？
完璧やった？」
にまにましてて、途端に可愛ええねん。
彼氏やったらええのにな・・・
「照史さんの結婚パーティー、楽しみやな！
俺も誘われてしもた！」
「うん、重岡、一緒に行ってくれるん？」
「そら彼氏やもん！
一緒に行かんかったら、おかしいやろ？」
ドキンとなって、返事なんか浮かばへん。
やのに、重岡は、
「ごめんごめん。
フリやのにな。
つい調子乗ってもうたわ！」
そんなセリフ、笑って吐けるねん。
俺の感情の鍵は、重岡が握ってる。
ヒートでもないのに、胸の奥が熱くて苦しい。
「今日も月が綺麗やなあ」
なんて言いながら、
重岡が先を歩き出すから。
その背中を慌てて追いかけてく。
触れたくて、指先がうずうずする。
もう少しあと少しで、届きそうな距離。
それやのに、手を伸ばすことさえ出来へん。
不意に。
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fool(プロフ) - popoさん» はじめまして💕コメント大感激ですっ✨そう言ってもらえてホッとしてます💕甘々な二人に突入予定です💕続きもよろしくお願いします🥰 (2022年9月20日 23時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 初めてコメントします。 もう、もうキュンキュンが止まらないです💕 (2022年9月20日 22時) (レス) @page41 id: b85eb922d4 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - ななはちさん» ありがとうございます〜💕止まっちゃうのが怖くて😅一気書き！書ける時に書いちゃおう！と❗️不器用な赤君と拗らせ気味の緑君故のすれ違い❗️早く甘々にならんもんかなあと思いつつ作者も書いております〜 (2022年9月20日 22時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
ななはち(プロフ) - 沢山更新ありがとうございます💕💕急接近！？キュンキュンコース、天敵がいますが早くヒートの緑さんに寄り添ってあげて欲しい…でもこのムズキュンも見てたい可愛い2人… (2022年9月20日 20時) (レス) @page38 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - 水無月こすもさん» こすもさーん✨書ける時に一気に書こうかと〜赤くんの愛ほんまにでっかいです❗️緑くんの想いが届きますように… (2022年9月19日 22時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2022年8月14日 16時
