ヒプマイ【短編集】を作りたい！ (ページ6)

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付き合ってないけど好きって言ってみた十四物十四までページ6

白膠木簓
「むっちゃ嬉しいこと言うてくれるやん。
俺もAじゃないと嫌や。大好きやで。
………っちゅー訳で、自分今日から簓さんの彼女やな」
とかなりキュンキュンするけどどこで覚えたのがわからない口説き文句を吐かれます。勿論嬉しいAさんですが簓さんはさぞかしモテて経験豊富なんだろうなぁと複雑そうな顔をしているとその場にわんさかいる一般人を目前に
「私白膠木簓はこの瞬間からこのかいらしい女の子と付き合うことになりましたのでよろしゅうーーー！」
と超絶爆弾発言をしてきて注目の的になりさっきまでの淀んだ気持ちはすっ飛んでいきます。

躑躅森盧笙
「こらこら。好きとかそういう類の言葉でからかうんは良くないで」
純情盧笙先生の爆誕です。Aさんが生徒ならそれで済ませて卒業してからも続いたら真剣に答えてくれます。また、Aさんが生徒ではないのなら
「すまん。ちょいと時間くれへんか」
と真っ赤っかな顔を隠しつつ小さめな声で言ってくれます。ドストレートに攻められるのが弱いみたいでこの方からの返事はきっと良いものですよ。

天谷奴零
「おーおー可愛い嬢ちゃんだなぁ」
零さんは女遊び激しめだと解釈しているので初めはその中の1人になって近ずくしかありませんが本命になりたいのならどうにかして裏からも天谷奴さんを支配できるくらい強くなれたら可能性があるかもしれませんよ。(できたらすごい)

破羅夷空却
「あっ、おっ、おおう」
この人もどこかの二郎くんと同じでめちゃめちゃどもりまくりで顔を髪の毛と同じくらい赤くします。Aさんがついつい「可愛い」と言うともっと顔が赤くなって
「拙僧は可愛いわけねぇだろ！可愛いのはどう考えてもテメェだろうがよ！」
「え？」
「ぁ」
もう彼は止まりません。その後も
「だーかーら！好きだっつーの！！」
「なんでそんな怒られなきゃいけないのよ！」
と喧嘩(イチャイチャ)が始まり通りかかった空却パパは怒るに怒れなくて結局見守ることになるのでした。

四十物十四
「…………………」
驚き過ぎて目を見開いたままただただボーーーーっとしています。目の前で手を振ったり声を掛けても変化が無いので
「あっ天国さんだ」
と言うと呪いが解けたように
「えっどこッスか？」
なんて言うので先程と同じ言葉を投げかけましょう