ヒプマイ【短編集】を作りたい！ (ページ14)

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誕生日プレゼントあげてみたぽっせページ14

飴村乱数
「ありがと～～！僕もAの誕生日にベストな物プレゼントしたくて色々見てたら欲しくなって買って来ちゃった～」
こっちが誕生日を祝っている筈なのに乱数くんから可愛らしいけど気軽に使いやすい折り畳み傘をもらいます。Aさんは現チームメイトとAさんのメッセージが入った煙草と2人で撮った写真を貼ったアルバムをプレゼントしたのですが、乱数くんに可愛いものをもらったために自信を無くしてしまいます。Aさんが少し拗ねてベットに倒れ込んでお昼寝を始めようとすると、
「僕の彼女ったら可愛いんだから～！」
とか言って上からどーんと被さってきます。その後はAさんの好きな飴をくれたりプレゼントしたアルバムを見て一つ一つの写真に反応したりと沢山尽くしてくれます。やったね。

夢野幻太郎
「あ、ありがとうございます。」
思ったより素直に受け取ってくれると嬉しいなぁ。多分、はじめはしらばっくれようと澄まし顔にしていますが感謝が口から溢れてしまいます。良い人ですね。プレゼントしたものは昔の書物っぽいハードカバーのスケッチブックです。普段はAさんが夢野先生に甘えているのですが夢野先生の誕生日は甘えてきてくれます。その日は小生呼びが崩れて一人称が俺になったりと普段は見られない姿が見られますよ。お泊まりをすれば誕生日の次の日の朝はいつも以上に手が込んでいるので一口一口を噛み締めて食べていると
「お口に合いませんでしたか？」
と女性顔負けの可愛いすぎる不安げな顔をされるのでそんなことないよと否定してあげましょう。

有栖川帝統
「うぉぉぉぉ！サンキューな！」
この方には駄菓子セットをプレゼントしました。形に残るものはギャンブルをする彼にとって賭ける対象になったら嫌だなぁという思いから安くてすぐに食べられるものということで駄菓子にしたのですが、予想以上に大好評。
実のところ、笛になるあの某ラムネ菓子も駄菓子セットに入れていたのですが、そこに入っていた小さなおもちゃを彼はずっとポケットに入れていますよ。帝統くんはAさんが見ていない間にバイトをする数が増えていますし、今年の誕生日プレゼントは期待しておいても損はなさそうです。