出来ません51 ページ8
you side
右よし、左よし、後ろよし、前もよしっ！
キッチンの片付けが終わって一息着いたら私は買い物に出掛ける。
どうして私がこんなことをしているかというと、お仕事が休みの時はセンラさんが高確率で買い物についてきてくれるから。
今センラさんに話しかけられたら私ちょっと耐えられない。
避けるのよくないけどな…きっと数日経ったら元に戻れるはず。
なんとか玄関まで足を進めることに成功。途中で坂田さんに「忍者ごっこ？」と話しかけられたのはノーカウント。センラさんじゃなければいい。
おっ、これは今日一人で買い物に行けるのでは？
靴を履いてドアを開けようとしたときだった。
せ「Aちゃん買い物？俺もついていっていい〜？」
み、みみみ見つかったあああああ
☆☆☆
『せ、センラ…さん』
「ん〜？なんでそんな驚いとん〜？」
ほらほら行こうや〜、と外に出された。まだ私何も答えてないのに。
エレベーターに乗るとセンラさんが口を開いた。
せ「さっきの俺のキスでこんななったとか……かわいすぎやろ」
『……っ』
せ「バレてないと思う方がおかしいやろ。顔すぐ真っ赤なるし、びくびくしてるし、昼飯まであんななって」
センラさんから顔を背けた。
「ちゃんと可愛い顔見せて？」
『〜〜っ』
エレベーターがいいタイミングで一階に着いたのでドアが開いた瞬間センラさんの背中を押して無理矢理外に出した。
「えええ！？なんでなん！？」
『いじわるセンラさんは嫌ですー』
とぼけるセンラさんを置いて先にマンションを出ると車出すから許してーや、と言われた。それで許す私も私だ。
「シートベルト付けた？」
『付けました』
「ご褒美あげるからこっち向いて」
『ご褒、美…？』
ﾁｭｯ
センラさんに軽々とキスをさせてしまった。
『センラさん何して…！！』
「んへへ。じゃあ行きましょうか。」
『………分かりました』
優しいけどいじわる。
「拗ね方可愛すぎん…？」
『……え？』
前を向いて運転しながらもチラッと私の方を見るしぐさがかっこいい。
「んーあれやな。Aちゃんはいじわるしたくなるようなタイプやな。」
『そんなのいやです』
「そっか〜。しかもそんな可愛く拗ねられたらもうめっちゃいじわるしたなるで。」
ふ〜ん。と特に反応することもなかったから適当に流した。
「めっちゃ気になってたんやけど忍者ごっこってなんなん」
『………え、いや気にしないでください。』
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2022年4月10日 2時) (
レス) @page23 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
とーふさん - 推し＝生命力☆さん» ありがとうございます泣。小説を書くのが久々すぎて戸惑ってらところです(苦笑)ゆっくりになりますがよろしくお願いします！！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: f856f3deb3 (このIDを非表示/違反報告)
とーふさん - ごぼさん» ご丁寧にありがとうございます。本当に嬉しいです、読んでいただきありがとうございます泣。只今小説を書くのが久々すぎて戸惑っているところです(苦笑)ゆっくりになりますががんばります！ありがとうございます！！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: f856f3deb3 (このIDを非表示/違反報告)
推し＝生命力☆ - お久しぶりです！ご卒業おめでとうございます！新しい環境になってなれないことなど多く出てくると思います。ゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください！ (2021年4月2日 1時) (レス) id: 503eedf6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ごぼ(プロフ) - これからも作品に癒されていきます。長々と失礼しました。勉学の方でも頑張ってください！応援しています (2021年3月30日 5時) (レス) id: 6f9406ce8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とーふさん | 作成日時：2020年11月3日 21時
