第5話 ページ7
Aside…
休み時間を知らせるチャイムがなった途端、廊下からドドドと凄い音がしたかと思ったら今度は勢い良くドアが開かれた。
バンッ
「たのもーー！！！」
………はぁ？
教室にいきなり入って来たのはオレンジ髪で眩しい笑顔の男の子。その後ろを黒髪の真面目そうな人とメガネの人が申し訳なさそうに着いてきている。
「おい、明星！そう何でも勝手に突っ走るのはやめろ」
「そうだよ明星く〜ん、あんずちゃんも後で紹介するって言ってたし…」
あんず…？
知った名前が出て気になっていると真緒くんが頭を抱えてため息をついた。
真緒「おいスバル…一体どうした？」
どうやら真緒くんの知り合いらしい。
先頭を歩いていたオレンジ髪の人はこちらを見るなり目を輝かせて走ってくる。
A(やば…目が合っちまった…)
あまりの勢いに思わず避けると彼は後方の机に突っ込んだ。そこでハッとする。
A(しまった…アイドルに怪我なんかさせたらプロデューサーなんて即失格じゃ……)
A「ご、ごめん！！大丈夫か？！」
俺は慌てて駆け寄ると彼に手を貸し立ち上がらせた。
真緒「あのスバルを、よ…避けた？」
「避けたな」
「避けたね」
スバル「もぉ〜避けるなんて酷いな〜！まぁ良いや俺は隣のクラスの明星 スバル…☆」
A「あぁ、私は今日転校してきた緋岡 Aです。宜しく…」
スバル「うんうん！よろしく〜☆で、こっちが…」
既にだいぶ元気を吸い取られた状態で、今度は何やらブツブツと話し込んでる3人の元へ連れられた。どうやらこっちの彼らも自己紹介をしてくれるらしい。
北斗「俺は氷鷹 北斗だ…クラスは違うが分からない事があればなんでも聞いてくれ。」
真「僕は遊木 真！情報系には強いから、何かあれば頼ってね！」
スバル「それでそれで！そこのサリ〜と俺の4人で、Trickstarなんだよ☆」
サリ〜…？と思い真緒くんをみれば俺の事だと言わんばかりに、苦笑いを浮かべながら自分を指さしていた。
A「とりっくすたぁ…？」
なんじゃそりゃとぽかんとしていると、息を切らしてあんずが入って来た。
あんず「皆さん…はっ、はぁ、待ってください…っ！ぜぇっ…」
スバル「お、あんずー！遅いぞ〜！」
あんず「ユニットの…説明だけでもっはぁ…私に…！」
彼らに置いて行かれたのが悔しかったのだろうか。あんずは彼らに張り合うように、俺に寄ってきた。
まぁ何でもいいけどそろそろ休ませてくれ…。
.
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彩(プロフ) - wはい，頑張ってください (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます♪よく眠れているようで良かったです笑大変励みになりました。頑張らせて頂きます！ (2020年8月27日 8時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - コメ失礼します！！失礼ですが，続きが気にかなりすぎて夜しか寝れないので早く書いてください！！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: 7ef4eb4ee1 (このIDを非表示/違反報告)
洋燈（らんぷ）(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます！私も個人的に俺っ子大好きなのでそう言って貰えて嬉しいです！！！更新マチマチになってしまっていますが頑張らせて頂きます♪ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 51b01a283f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - コメ失礼します…！夢主ちゃん俺っ子なのとか鈍感なの凄く好きです！体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洋燈 | 作成日時：2019年7月27日 23時
