むかし ページ2
urtside
俺は昔っからAがすきだった。薄っぺらい愛なんていらなくて、Aからの甘い愛が欲しかった。
urt「A！！あーそぼっ！」
A「！！、あ、わ、わっくん、」
その日，Aは何かを期待していたような目だった。
俺じゃない、誰かに。
A「ねぇ、わっくん、聞いて！」
urt「ん？どーしたの？」
いやだ、聞きたくなんかない，やだ、やだ、
A「私、すきなひと、できた！」
俺の恋心が、狂ったとき。
urt「…がんばれよ！」
urt「なんで…なんでなの…？？」
Aのこと一番知ってるのは俺で、好きなのも、全部，全部俺だった。
なのに、なのに、
urt「… A、裏切るの？」
そんなはずないもん、Aが裏切るはず、ないよね？
urt「…そうだよ、アイツのせいだ、Aを、俺のAを。」
次の日
A「うっ、うっ…うぅ…！！」
泣いてる姿もかわいい、すき、だいすきだよ。
そのまま狂ったまま，時間がたって，中学校。
A「はぁ…。」
urt「どーしたんだよ。ため息なんかついて。」
A「…私、みんなに嫌われるのかなぁ、」
urt「そんなことないだろ、Aらしくねーなぁ。」
A「…だれも愛してくれないって思うと，しんどくてさ笑」
urt「…なんで笑うの。」
A「え？」
urt「笑わなくてもいいよ。しんどいなら泣いていいし、愛して欲しいなら、
俺がたっぷり愛してあげる。」
A「へっ…？？」
urt「A、好きだよ。ずっとそばにいてあげる。だから…」
A「わっくん、」
urt「へ？」
A「すき、だよ。」
なんだかんだ、すっごい幸せだったあの時。
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作者名：ほむぽん | 作成日時：2023年2月2日 23時
