第十二章∝水の龍が、再び目を覚ます∝ ページ8
足元に点いている灯りを頼りに歩いていると今度は大きな扉が開いた
最後に出てきた扉の中は真っ暗で何も見えない
それでも先頭にいる円堂君たちが中に入り、
列の後ろにいる壁山君まで中に入ったのを確認すると扉が一人でに《ガチャン》という不気味な音を立てて閉まった
壁山「ヒエエエ」
土門「水倉！！」
A「なっ、私何もしてないから！？」
土門「なんだよ…」
A「ちょ、ひどっ！」
と、隣にいる土門君と言い合っていると上の方から光が見えたかと思うと
上空に青い光に体を包んだ男が姿を現した
瞳子「お父さん！」
…あの人が瞳子監督のお父さん
見覚えがあるような、ないような…？
吉良《日本国首脳陣の皆さん……お待たせ致しました》
瞳子監督には目もくれず、いきなり話し出す吉良星二郎。
………あれ、もしかして…もしかしなくともだけど、映像？
吉良《ただいまより我が国が強大な国家として世界に君臨する為のプレゼンテーションを始めさせて頂きます》
真っ暗だった部屋に映像が流れ出す
円堂「あれは…ジェミニストーム！？」
私が日本に帰国した日、雷門中学校の校舎を壊して、傘見野中の校舎を壊そうとしたあの日の映像が流れだした
吉良《もう皆さまはエイリア学園をご存知でしょう
ご覧のとおり子供たちの力は絶大です。
―――さて今日は謎に包まれたエイリア学園の衝撃の真実をお話致しましょう。
自らを星の人と名乗る彼らではありますがその正体は実は宇宙人ではないのです。》
「「「！？」」」
吉良《すべては五年前に飛来した隕石から始まったのです
富士山麓に落下した隕石、そこから人間の潜在能力を最大限に引き出せる素質があったのです―――その名はエイリア石》
……あの石、そういえば不動君がつけてたなぁ
吉良《我々はこの素晴らしい素質を有効利用する為に研究を重ねました。
そしてついにエイリア石の力を使って人間の身体能力を飛躍的に強化することに成功したのです
私は総理大臣財前宗助にこのエイリア石を使って強い選手を作る計画を提案しました
それが“ハイソルジャー”です
ハイソルジャーが人類の新たな歴史を創造するのです》
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桜音梨那☆彡(プロフ) - 楓さん» ようやく完結して主人公が兄と再会出来たこと、私もとても嬉しいです。驚異の侵略者編、本当にいいですよね………。もう少し絡み、混ぜときゃ良かったなと後悔してます………！！！！！！！！ (2019年9月2日 3時) (
レス) id: 13c01eead3 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 久しぶりに驚異の侵略者編を見ましたが、やっぱりいつ見ても泣けますね。桜音梨那☆彡さんの小説で改めてそう思えました。ありがとうございました。 (2019年9月2日 1時) (レス) id: 4c50105f71 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 完結おめでとうございます！ずっとと会いたがっていた妹ちゃんと兄である晴矢が元通りの関係に戻れてよかったです。孤児や家族を失った者たちの心境が複雑に入り雑じった驚異の侵略者編では、アニメでも小説でも本当に泣けました。 (2019年9月2日 1時) (レス) id: 4c50105f71 (このIDを非表示/違反報告)
月奈 - 分かりました！頑張ってください (2019年7月29日 10時) (レス) id: d43d89ba6b (このIDを非表示/違反報告)
糲 - すごき続きが気になります頑張ってください (2019年7月25日 13時) (レス) id: da437eb94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜音梨那 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/naomi8520/
作成日時：2019年7月1日 1時
