検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:80,748 hit

面談 ページ16

A




悟に連れてこられたのは、
他のところとはちょっと違う大きな部屋

そして、私の目の前には
沢山のぬいぐるみ達と、サングラスをかけた男の人が座っている

あの人が学長らしい

悟に
「7分の遅刻だ」って言ってる
遅刻しちゃったんだ


そう思っていると、男の人はこっちを向いた

「待っていた、…五条Aだな」

「…うん」



「単刀直入に聞く、君は何をしにここへ来た」


本当にいきなりきた

…何をしにって言われても、



「特に、目的はない
悟に言われてここに来た」

そう言った瞬間、サングラスの奥から
ギロりと睨まれた


「…呪術師になるつもりは無いのか?」


呪術師、か
考えたこともなかった

「無い…、
けど、もしも悟…先生がそうしろって言うならそうする」


「悟に…?」


「そう」

「君の意思は無いのか」

「どうでもいいよ」


「そうか」
と言い、深いため息をついた

「その返答は、本来なら不合格にしたい所なんだがな
…生憎、君の入学は既に決まっているし
こっちも君を高専に入れない、という選択肢はない

……だが、何故悟なんだ」

「私にとって、特別だから
私の命なんてものよりも大切なの」

「コラ」と、
さっきまでびっくりするぐらい静かだった悟が咎めてきた


学長はなにか聞きたそうにしてたけど、
特に何も言われなかった



「ありがとう、もう大丈夫だ
…悟、お前は残れ」

「えーやだ」

「悟」


「残ったとしても、今学長に話せることなんてなんもないよ
どうしても知りたいなら、自分で調べることだね」



そう言って、バタンと大きな扉を閉めた


私に気を使ってくれたのかな、悟

★→←部屋



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (124 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
402人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

和辛子チャンクン - あっ、最っ高 (2020年11月27日 20時) (レス) id: 41e89cb5b9 (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年11月21日 19時) (レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
ろじゃ(プロフ) - やだ…最高だわ…五条先生の妹とか人生勝ち組やん… (2020年11月15日 22時) (レス) id: 6502c82acd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AIKA | 作成日時:2020年11月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。