第88話 ページ38
貴女side
樋口「芥川先輩、私にお任せ下さい!!」
芥川「うるさい」
樋口「すみません…」
貴女「……」
探偵社に向かう道中
目を閉じて歩く芥川に樋口は拒否されていた
樋口「共同は初めてですね太宰幹部」
貴女「幹部は無しで」
樋口「分かり、ました。
…だけど、幹部就任おめでとうございます」
芥川「探偵社に近い。緊張感を持て」
樋口「すみません…」
貴女「芥川。部下は大切に_」
prrrr
貴女「……」
prrrr
貴女「……」
芥川「出ないのか。中也さんだろ」
貴女「……失礼」
樋口「中原幹部からお電話ですか?幹部同士の会話を聞いても大丈夫なのですか」
芥川「この二人は問題ない」
貴女「………太宰でs」
中原『おい!!』
貴女「はい」
中原『ボスから聞いたか?』
貴女「はい」
中原『おかしいだろ俺になんの恨みがあんだよ!』
貴女「中也さん落ち着いて、」
中原『俺はこれ以上お前と離れると死ぬっつーの!』
貴女「あの…私も仕事中です」
中原『仕事?誰と』
貴女「…芥川と樋口です」
中原『芥川ァ?変われ』
貴女「……」
芥川「……」
中原『芥川出ろ。幹部命令だ』
芥川「芥川です」
中原『手前、Aに手出すんじゃねェぞ』
芥川「僕にこのような趣味はありません」
貴女「はぁ?」
中原『そういや、あのぽんつくを選ぶような趣味だったな手前』
芥川「はい」
中原『趣味悪ィぜ。』
樋口「容姿端麗の太宰兄妹をこのように扱うなんて、」
中原『A』
貴女「はい」
中原『さっさと片付けてすぐ戻る。』
貴女「はい、待っています」
中原『また時間出来たら電話するぜ』
貴女「はい」
中原『あぁ。切るぞ』
貴女「はい。」
虚しい機械音と通話終了の文字
顔が火照る
樋口「太っ、太宰さんと中原幹部は恋人同士ですよね、」
芥川「あぁ」
樋口「いつ頃からでしょうか」
芥川「…そういえば二年ほど経つ」
樋口「二年お付き合いされていて電話一本で太宰さんは顔を真っ赤に?初々しさが凄く、」
芥川「…Aは中也さんと一緒になってすぐ地下で幽閉も同然の生活を送っていた。」
樋口「幽閉、?」
芥川「異能の強化と、探偵社から身を隠すため」
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高杉りた(プロフ) - 宇宙さん» コメントありがとうございます🥹そうです!誕生日です!気づいて貰えて嬉しいです✨絶対会話に4分もかかってないけどどうしてもやりたかったです笑更新遅めですが引き続き楽しんでいただけると幸いです😌 (2月19日 10時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
宇宙(プロフ) - 89話の中也と太宰ちゃんの通話時間は、中也の誕生日と同じ数字ですね! 意図されてなかったらすいません! 今一気に読ませて頂いてるんですが、最高です! (2月18日 8時) (レス) id: 903686ae9a (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あ、あ、、あぁああ、、、😵💫🌀💗最高すぎます🥹🫶🏻続き待ってます!!!! (1月12日 19時) (レス) @page21 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽて - やばいやばいやばい!かっこいい、、!続き楽しみにしてます! (1月11日 20時) (レス) @page21 id: d1b129b244 (このIDを非表示/違反報告)
Efu(プロフ) - え、待って好きすぎるんだが???🤦♀️🤦♀️🤦♀️ 続き待ってます!! (1月9日 2時) (レス) @page11 id: c48b566125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高杉りた | 作成日時:2024年1月5日 18時