第70話 ページ20
貴女side
太宰｢森さんから聞いた｣
も、もしかして…
私の電話やその事を話したり
兄さんにではなく探偵社にも証明書を送ったのは
証明書で探偵社に兄さんを疑わせ
番号を教えれば兄さんが私に電話する
そして兄さんから電話があれば私が飛んでいく
そして兄さんの元へ向かったとなれば中也さんが追ってくる
全部首領の算段か…
太宰｢どうなの？｣
中原｢ち、違ェよ！！青鯖野郎が！！｣
太宰｢じゃあ好きでもないの？｣
中原｢っ、｣
貴女｢えっ＿＿＿｣
顔を真っ赤にして俯いた彼に目を見開く
太宰｢好きじゃん｣
中原｢はっ倒すぞ手前！！｣
太宰｢Aは？どうなの？｣
貴女｢な、…｣
太宰｢中也。大切な人なんでしょ？｣
貴女｢、＿＿＿＿｣
顔が熱くなり兄から目を逸らせば
中原｢ん＿＿＿｣
貴女｢っ、｣
彼と目があい心臓がドクンと大きく鳴った
太宰｢なにそれ、中也が振られれば面白かったのに
つまんないの｣
中原｢手前！！！殺すぞ！！｣
太宰｢だってあんなに必死な顔で迎えに来るんだもん
それにね、私は君にAを預けたのだよ。
あげるなんて云ってない｣
中原｢預けられた覚えもねェし俺ァ、一回振られt＿＿｣
太宰｢え？なになに？一回振られてるの？｣
貴女｢えっ、私、そんな、｣
太宰｢やめてよ中也。
元相棒の妹に手出すなんてさ｣
中原｢この野郎っ、｣
太宰｢私の可愛い妹は君なんかにあげられないのだよ｣
中原｢こいつを置いて出ていった手前が今更保護者ヅラすんじゃねェ｣
太宰｢Aも顔赤くして黙ってないで
なんか云ってよ｣
貴女｢私っ…｣
中原｢、…｣
太宰｢君たちがくっついたら二人で私を殺しにくるじゃないか
嫌だよー｣
中原｢あーっ、うっせェ！！｣
貴女｢なっ…｣
太宰｢わあお姫様抱っこじゃん
やるね中也。｣
中原｢覚えとけよ太宰｣
太宰｢感謝して貰いたいね｣
中原｢…どうせ予想の範疇だろうが｣
そう云い中也さんは地面を大きく蹴った
太宰｢そうだね。君にならあの子を幸せにできると思ったのさ｣
その言葉は誰にも届かず冷たい夜空へ溶けていく
太宰｢幸せになりなよ。
………………二人で。｣
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高杉りた(プロフ) - 宇宙さん» コメントありがとうございます🥹そうです！誕生日です！気づいて貰えて嬉しいです✨絶対会話に4分もかかってないけどどうしてもやりたかったです笑更新遅めですが引き続き楽しんでいただけると幸いです😌 (2月19日 10時) (
レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
宇宙(プロフ) - 89話の中也と太宰ちゃんの通話時間は、中也の誕生日と同じ数字ですね！ 意図されてなかったらすいません！ 今一気に読ませて頂いてるんですが、最高です！ (2月18日 8時) (レス) id: 903686ae9a (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あ、あ、、あぁああ、、、😵💫🌀💗最高すぎます🥹🫶🏻続き待ってます！！！！ (1月12日 19時) (レス) @page21 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽて - やばいやばいやばい！かっこいい、、！続き楽しみにしてます！ (1月11日 20時) (レス) @page21 id: d1b129b244 (このIDを非表示/違反報告)
Efu(プロフ) - え、待って好きすぎるんだが？？？🤦♀️🤦♀️🤦♀️ 続き待ってます！！ (1月9日 2時) (レス) @page11 id: c48b566125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高杉りた | 作成日時：2024年1月5日 18時
