第310話 ページ10
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万斉「…」
サングラス越しの瞳が揺らいでいた
どんな忠誠心だよ
銀時「高身長切れ長瞳イケメンで?
右腕で地位もあって?
さぞかし楽しい宇宙旅行してたんだろ?
俺なんかよりよっぽど有利なのに
今まで1度も手ぇ出さねぇとは
おちょくられてんのか俺ァ」
万斉「人の話を聞くでござる
拙者は__」
銀時「お前、それでいいのかよ」
万斉「っ、」
銀時「わかるぜ…。触れられねぇんだろ
言っただろ同じ穴の狢だ。気持ちはよくわかる
けどな…ぼーっとしてたって
かっさらってくやつはかっさらってくぜ
俺や
神威のように」
万斉「主っ…」
銀時「右腕として救うも結構
好きにすりゃいいさ。
だが俺は遠慮なく奪いに行くぜ」
万斉「……拙者は…」
銀時「………はぁ。
憎たらしいほど幸せもんじゃねぇかあいつ
こんな健気な男そばにいて」
万斉「…知っているのだ……。
Aの…思いに…。」
銀時「それがお前の引く理由か?
……………だったら俺の警戒とけよ」
万斉「っ、」
銀時「あいつの内側に俺が残ってっから
俺が気に入らねぇんだろ?警戒すんだろ?
でけぇのは体だけか?
そんなもんさらけ出して堂々と行こうぜ」
万斉「……そうやって他のものがその気にになったら
お前の敵が増えるだけではないか…
なんのために…」
銀時「その方が燃えんだろ?
それくらいおとしがいのある女なのさ」
万斉「………そうか。そうであるか。」
銀時「いい目するじゃねぇか
で、なんであの女なんだ?」
万斉「笑われる理由でござる」
銀時「聞かせてみ」
万斉「………死ねと言われた」
銀時「ふっ…。立派な理由じゃねぇか」
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たかすぎりた(プロフ) - 課題でリーフレタス育ててるけどレポートめんどくさいさん» 正常です笑笑。笑ってしまいました笑おまたせしましたが、続編も出ましたので、何卒よろしくお願いします! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
たかすぎりた(プロフ) - れいさん» おまたせしてしまいすみません(泣)1日でですか?!びっくりです笑そして感想がとてもありがいです!神作だなんてもったいないお言葉です(--;)でも感謝の意も込めてこれからも頑張ります! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
たかすぎりた(プロフ) - 咲夜さん» お喜びいただけて嬉しい限りです!評価ありがとうございます!!引き続きお楽しみいただけるよう頑張りますのでどうか応援の程よろしくお願いします! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
たかすぎりた(プロフ) - ちゅんさん» お時間割いていただきありがとうございます!思ったより長くなったのでここまで応援してくださる皆様、頭あがりません笑いつもありがとうございます! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
たかすぎりた(プロフ) - TSUBAKIさん» ほんとに長らくお待たせしましたm(_ _)m必ず読んでよかったと思っていただけるような作品にしますのでこれからもご愛顧お願いします! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高杉りた | 作成日時:2022年3月11日 0時