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宮侑「あ〜〜くそっ」


今日は朝から体調が悪かった。

多分、測ってないけど熱ある。


無理矢理部活に行ったら、北さんにめっちゃ怒られた。


帰れ、と言われて渋々家に帰る。


宮侑「しかもなんで雨やねん!」




傘持ってへんわ!!!




宮侑「濡れて帰った方が悪化する思いますけどー⁉」



あー、クソクソクソ、

色んなもんに腹立ってしゃーない。


しゃーないから濡れて帰って、

家に帰って、シャワーを浴びて、ほんでようやく

リビングに女モノの服が干してあることに気づく。



宮侑「誰のやこれ」



まぁもうなんでもええわ、

オカンおらんみたいやし、一旦寝よう。


部屋に入って、二段ベッドの下に入ろうとすると、



むにゅ



宮侑「ほわぁぁぁぁぁぁ⁉」




なんか踏んだ!なんか踏んだ!!なんか踏んだって!!!



宮侑「なに…⁉」



恐る恐る布団をめくると、


宮侑「は?」


そこにはAが規則正しい寝息を立てて眠ってて。



宮侑「は?」



本日2度目の、は?


なんでAが俺のベッドで寝とんねん。



宮侑「しかもこれ俺のTシャツやんけ」



こんだけ騒ぎ立てても、一向に起きる気配のないA。


ほっぺを、ツンと突いたら眉間にシワが寄った。


宮侑「ブフッ…クックックッ…」


起こさんように、笑いを堪えた。

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作者名:カカシ | 作成日時:2019年11月20日 17時

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