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及川「あー…」
や っ て し ま っ た
及川「なにが俺じゃなかったらだよ!俺だったよ!」
Aにキスをして、
あっけにとられているAを置いて、
逃げるように自分の家に帰ってきたのが
今から約30分前のこと。
Aがぽふん、と寄り掛かってくる。
挙句、お風呂に入ってくる、と言う始末。
まるで俺のことを男と意識していないような言動、行動。
しかし、
だからと言って、
及川「キス…するか普通…⁉」
Aの家に行く、ほんの数分前。
猛を送って家に帰ると、
国見ちゃんからメールがきてた。
珍しいな、と思って開くと、
Aと烏野の爽やかくんが手繋いでる写真の添付があって、
メールの本文には「デートですかね?(笑)」。
だから、正直に言おう。
________俺は、焦ったのだ。
ずっと、好きだった女の子を、
とられてしまうような気がして。
本気出せば、ヨユーだと思ってた。
女の子、1人オトすなんて、造作もないことだと。
(岩ちゃんに殴られそうだから大きい声では言わないけど!)
Aは、いつも俺にキャーキャー言い寄ってくるタイプの
女の子たちとは全く別のタイプで。
全然なびかないし、振り向かない。
そもそも、彼女に恋愛感情が存在するのか危うい。
Aを狙う男は、多分、いや絶対多いだろう。
________焦った、ことは認める。
けど、
及川「これからどうしよう…」
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年11月20日 17時