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5月6日。
待望の音駒戦。
Aは、昨日烏養に言われた通り、
ビデオのセッティングやコートの準備をするため、
8時半に烏野総合運動公園競技場にやってきた。
A「ここでいいはずだけど…?」
入り口に来ても、まだ誰もいない。
むしろここであってるのか不安になってきたところに、
「あー、烏野の人ですか?」
"烏野"と聴き慣れたフレーズに安心し、振り向いた。
A「あっ はい!おはようございま…」
振り向いた先に居た人を見て、言葉が出なくなった。
自分の最後の記憶にある姿より、
ずっと筋肉もついて、背も伸びていたけれど、
黒尾「A…?」
私の名前を呼ぶ声も、ずっと低くなっていたけれど。
目の前にいる人は、紛れもない、
A「…鉄ちゃん?」
私の、幼なじみで。
黒尾「___________!」
黒尾は驚いた顔をして、Aを抱きしめた。
黒尾「お前…っ!人がどれだけ心配、したと思って…!」
A「て、鉄ちゃん…皆見てるから…、ね?」
腕に力を込めるけれど、
黒尾の抱きしめる力は緩まない。
弧爪「…クロ、A、苦しそう」
これまた懐かしい声がして。
黒尾の隙間から顔を覗かせると、
未だにポカーンとしている音駒の2人と、
金髪ぷりん…になっている、弧爪研磨。
A「研ちゃん!どったの頭!」
弧爪「別に。それより、クロAがかわいそう」
黒尾「スマン」
黒尾がすんっと離れた。
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あづ - クロのセリフで「酸素を回せ」が抜けていると思います。急にすみません。 (2019年12月13日 23時) (レス) id: a7b80352aa (このIDを非表示/違反報告)
みさお - 続編!まってました!!!スガさんすき! (2019年11月10日 11時) (レス) id: c0cfdfe5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年11月10日 11時