【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。

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ﾋﾟｨｨｨｨーーーーーーｯｯ___________


試合開始の笛がなる。


ガッチガチの日向のおかげで

コートの6人全員振り回されてるって感じ。




緊張してるんだろうけど、今それじゃ困るなぁ…。



A「日向ぁーリラックスリラックス！

　 前にも後ろにも、ちゃんと皆いるからね！」

日向「ハイッ！リリリリリリリラックス頑張りましゅっ！」




いや、リラックスって頑張るもんじゃねぇよ⁉



そうこうしているうちに1セット目、青葉城西のセットポイント

日向のガチガチサーブが影山の後頭部に直撃。


これには菅原・清水・Aの3人も同時に頭を抱えた。


1セット先取されたあと、少し落ち着きを取り戻したのか、

徐々に通常ペースに戻っていく日向。



相変わらずの威力の変人速攻。

ぎゅんって飛ぶ日向に、影山のドンピシャなトスが加わる。


月島・影山の高身長コンビがブロックを決める。

澤村のレシーブも好調。


ちぐはぐもいいなか、影山のトスが6人をつないでいる。




A「すごいなぁ…」




私も、あんなトスできたらなぁ、なんて。




菅原のトスが下手なわけじゃない。彼も上手い。

決して無茶はしないセットアップ、

元の頭の良さで奇襲を成功させていくタイプ。


周りも菅原のことを好いていて、

ほんわかした雰囲気であっという間に和ませてしまう。



それはそれで、すごい才能だとは思うのだけれど。



影山は、その全てを飛び越えてしまう実力がある。

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