…2 ページ7
あの後も、
A「ねぇねぇ告白ってなんて言うの?」
須藤「好きって言やいいでしょ!」
だの、
A「どうやって告白するの?」
須藤「電話で呼び出せ!文明の進化を感謝して使え!」
だの。
須藤に聞きまくっていたら放課後はついに無視された。
谷地「明日はいよいよ、ですね!」
A「え?何が?」
谷地「うぇっ、ハ、ハルコウ…⁉」
部活中、こんなことばかり考えて
全く頭が回っていなくて、
後輩のやっちゃん相手に何とも失礼な返答をしてしまった。
A「龍!肘下がってる!」
田中「アーッス!」
ダメダメ、集中しなきゃ。
_________…告白、春高終わってからの方がいいかな
今はお互い、集中しなきゃだもんね。
_________
始まった春高。
烏野は第一戦、第二戦と勝ち進み、
いよいよ青葉城西との試合。
ドリンクの準備をするため、
一旦烏野から離れると青葉城西のメンバーとすれ違った。
及川「あれ、Aじゃん」
A「はじめくん!」
花巻「及川ナチュラルに無視されてやんの」
笑い声を背に、少し会話して、
じゃあまたあとで、と及川と岩泉と拳を交わして。
最後尾にいた国見がすれ違いざまに、
無言でAの頭をぽん、と撫でた。
A「!」
驚いて振り向くと、
国見は、顔だけこちらに向けて、
ペロッと舌を出して、控えめに腰のあたりでピースを見せた。
A「うぐ、」
胸が、きゅん、と締め付けられて。
_________…頭ではダメだと分かっているのに、
______…少しだけ、意識してしまった。
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カカシ(プロフ) - さむつむさん» いつもコメントありがとうございます(*´˘`*)国見ちゃん編、もう少し続きます。何卒お付き合いください(*´˘`*) (2019年12月27日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - 最っ高です!!!!!さっきからずっと叫んでます!!! (2019年12月25日 16時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 14時