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A「いないって分かったら一回家帰りなよ!」
家に押し込まれ、ソファに座らされる。
A「スポーツマンが体冷やしてどうすんの!」
Aはぷりぷり怒りながら、
暖房を入れ、湯たんぽを持ってきて俺の足付近に置いた。
A「ほら、部屋あったまるまでこれで我慢して」
自身の部屋から毛布を持ってきて、
俺をぐるぐると包んだ。
甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるAに、
微笑ましくなりながら礼を言う。
今日家に行くことはメールや電話で伝えていたのだが、
彼女の携帯の充電が切れていたらしい。
返事がなかったから、
もしや、何かあったのかと駆けつけたのだけれど、
そう言うわけではなかったようでほっとした。
目の前に、ストロベリーティーのカップが置かれて。
湯気のたつソレを一口飲むと、
体の芯に暖かさが染みていった。
A「まだ、寒い?」
顔を覗きこむAの頬を両手で掴むと、
とっくに温まってきた俺の指先とは対照的に
Aの頬の方が冷たかった。
及川「おいで」
毛布を両手で広げると、
Aは大人しく、俺の足の間に座った。
A「おー、あったかー」
毛布でAごと後ろから抱きしめると、
おっさんみたいな声を出したAに思わず笑ってしまう。
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カカシ(プロフ) - さむつむさん» いつもコメントありがとうございます(*´˘`*)国見ちゃん編、もう少し続きます。何卒お付き合いください(*´˘`*) (2019年12月27日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - 最っ高です!!!!!さっきからずっと叫んでます!!! (2019年12月25日 16時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 14時