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武田「いけません!今、椎名さんの保護監督は、教師の僕__」
黒尾「"烏野"の監督、でもありますよね」
武田先生がぐっと押し黙った。
試合に出るためには、最低限監督はいないといけない。
この人は、それをよく分かってる。
黒尾「俺はAの幼馴染みです。
適切な連絡箇所も分かってる」
弧爪「お、れも行く…!」
研磨が息を切らして、自分の荷物を持ってきた。
武田「______ッ」
それでも、まだ何か言いたげな武田先生。
烏養「…先生、コッチは俺に任せてAの方に…」
武田「…この子たちを試合に出すためには、
最低限、登録してある監督がいります。」
何かを察したような顔で、
澤村の思考が渦巻いているのが目に見えてわかる。
澤村「______試合は、き」
黒尾「おい澤村」
予想通り、"棄権"という言葉を発しようとした澤村の
胸ぐらを掴んだ。
東峰「だ、だだ大地!」
弧爪「ちょ、クロ!」
双方から制止がかかるが、
気にしてられるかよ、そんなもん。
黒尾「Aがこの世で1番悲しむのはなんだと思う?」
澤村「…え」
…ずっと、近くで見てきたから、
______…ずっと、一緒にいたから、
黒尾「お前らが次の相手に負けることなんかじゃねぇぞ」
______…ずっと、好きだったから
______…頼むから、悲しませないでやってほしい
黒尾「お前らが"自分のために"戦いすらしなかったって方が、
悲しむに決まってんだよ!!!」
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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時