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「え、なんか倒れてない?」
「血でてる!血でてるよ!」
観客席からは、心配なのか冷やかしなのか、
こっちに注目が集まってきていた。
黒尾「…クソ、うるせぇ」
会場にいては、人目につく。
黒尾「リエーフ!」
灰羽「はい!」
Aを、揺らさないように抱き上げた。
黒尾「すまんが、俺の荷物一式持ってきてくれ」
リエーフがハイっす!と言って走り出したのを見送る。
揺らさないように、慎重に運んで、
会場裏の、ベンチに寝かせた。
すぐに救護班と武田監督が戻ってきて、
状態を診始める。
黒尾「…潔子ちゃん、Aの荷物一式、頼んでいいか」
清水「わかった」
潔子ちゃんが、ものすごいスピードでその場を離れていった。
「彼女、何か病気持ち?」
救護班が、Aの鼻を抑えるティッシュを
新しいのに変えながら言った。
武田「…虚血性、心疾患だそうです」
「!まずいな…」
「救急車来ました!」
救急隊員がまもなくベッドを持ってやってきて、
Aを乗せた。
スガくんを始め、澤村たちが落ち着かない表情をしている。
______…まあ、準々決勝控えた前で、
心の乱れはよろしくないわなぁ。
黒尾「…俺がついていきます」
武田「エッ」
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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時