75話 ページ26
｢うっ……ぃたたた……｣
目を覚まし、起き上がろうとしたが全身に激痛が走り
骨が悲鳴をあげていた
魏嬰｢A！！
よかった…｣
彼は安堵の顔を浮かべて抱きついてきた
｢うぐっ…い、痛い………魏嬰、痛い！｣
藍渙｢魏嬰、Aが痛がっている。｣
俺は温寧に吹き飛ばされ、意識がなくなり伏魔洞に運ばれていたみたいだ
たぶん藍忘機が霊力を送ってくれたのだろう、少しマシな気がする
｢含光君、ありがとうございます…
助かりました｣
俺はゆっくり起き上がり、彼にお礼を言ったら藍忘機はこくりと頷いた
魏嬰｢おい、俺だって看病したんだぞ！
俺にもお礼はないのか！｣
｢逆に俺にお礼を言って欲しいくらいだね！
お前を庇ったんだぞ？｣
頬を膨らませている彼の頬を引っ張る
魏嬰｢もう、あんなむひゃはすりゅなひょ｣
｢それは、わかんないけど
魏嬰が無事でよかった。
な？含光君！｣
ずっと無言で俺たちの会話を聞いていた彼に話をふる
藍渙｢A、君も自分の身体を大切にするべきだ。
兄上が心配する｣
｢あ、う、うん…｣
まさか藍曦臣の話が出てくるとは思わず、心臓がどくりとなった
そこで、タイミングよく二つの影が洞窟から入ってくるのが見え
タッタッタッと駆けてくる音は温苑だった
温苑｢にいちゃん！｣
勢いよく抱きつかれ、また意識が飛びそうなのをぐっと堪える
温情｢こら、阿苑！
Aに抱きついたらダメじゃない！｣
｢大丈夫だよ｣と言いながら、温苑の頭を撫でる
彼女の後ろについてきているのは、茶盆を持った温寧だった
彼の肌には一切の血の気がなく、首にはまだ綺麗に拭いきれていない呪文が見える
温寧｢魏公子……藍公子………？｣
一人ずつ名前を言いながら見て、俺で視線は止まり首を傾げる
そういえば初対面だったことを思い出す
魏嬰｢こいつはAだ
まあ、お前と似たような感じだから仲良くしろよ｣
適当すぎるだろ！？
｢はぁ……改めて、Aだ
よろしくね、温寧。
君が戻ってきて嬉しいよ｣
温情に怪我の具合を診てもらいながら、彼ににこりと微笑む
彼女にもよかったねと呟く
温寧｢あ、す、すみません…
私のせいで…｣
すると、彼は申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にする
温寧はまだ目が覚めたばかりのため、すべてにおいて反応が鈍かった
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愛翔(プロフ) - みのもんたさん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです！！なかなか更新出来ずに、申し訳ないです😫今のとこ藍渙との絡みは少ないですが、頑張ります！！ (2月27日 0時) (
レス) id: 3366d72dc2 (このIDを非表示/違反報告)
みのもんた(プロフ) - 最高ですこのお話、、、！✨この小説読んでからというもの藍渙loveになってしまいました😫ありがとうございます！更新お待ちしてます♡ (11月5日 15時) (レス) id: a405043ec8 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - 529zinbeizameさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです(>ᴗ<)なかなか更新出来ていませんが、頑張ります！ (10月8日 0時) (レス) id: f5161e3e77 (このIDを非表示/違反報告)
529zinbeizame(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました！とっても設定が好きです💕更新待っています！ (2023年3月31日 23時) (レス) @page28 id: c26de05c7b (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます！！2回目？ですかね！？ありがとうございます(T^T)とても嬉しいです！！！最近、あまり話が思いつかず…苦戦していますが少しずつがんばります！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: 1430ab9c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2022年2月19日 0時
