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赤side
次の日は、少しだけ遅れて行った。まぁ、一応検診、みたいな。
神ちゃんは行った瞬間は結構暗かった。
神山 「…先輩、トランペット吹けるんですか」
うつむいて、寂しそうに言う神ちゃん。
俺が吹かんかったら神ちゃん一人やもんな。神ちゃんの事やからそれ以外の感情もあるんかも
しれんけど。
重岡 「吹けると思うけど…。吹いて良いんかな？(笑)」
そうやって笑っても悲しそうな顔するだけで笑顔にはならない。
やから知ってほしくなかったのに…。
重岡 「もう、神ちゃんには関係ないねんから気にせんといて？心配してくれるんやったら笑って。
俺、神ちゃんが笑ってくれへんとそれだけが心残りになってまうから」
そう言うと、無理矢理やと思うけど、笑ってくれた。
神ちゃんって時々優しさの意味間違えるよな…。
神山 「…じゃ、先輩。俺、昨日の記憶消しちゃいます」
重岡 「…何言うてるん？」
神山 「昨日の記憶無くなれば知らないじゃないですか。」
重岡 「…ん、せやね?」
めっちゃニコニコしてるけど、意味わからん(笑)
神ちゃんって天然やっけ？
まぁ、神ちゃん笑顔になったしいっか…。
神山 「あ、先輩。ソロって結局オーディションなんですか?」
重岡 「え?あぁー、うん、まぁ、そうなんかな?先生には何も言われてへんけど」
神山 「そうですか。ありがとうございます」
そう言って、すぐに練習に戻る。
また忘れとった。神ちゃんって真面目なんやった。
俺は、あんまり吹いたらアカンって言われとるから練習してる神ちゃんを見てる。
変態みたいやねんけど(笑)
神山 「…先輩、暇そうですね(笑) 勉強でもしたらどうですか?」
俺の視線に気付いた神ちゃんが俺の方を見て微笑んでそう言う。
重岡 「勉強は良い。面白くないし」
神山 「何ですか、その言い訳。宿題終わってるんですか？」
重岡 「終わってへんけど良い。」
神山 「月末に慌てる人ですか」
呆れた目で見る。君は七月中に終わる人やね?
神ちゃん完璧すぎて何か嫌になるんですけど(笑)
重岡 「…そうやけど」
神山 「身体に負担かかりますよ、」
重岡 「うるさいわ」
神山 「まぁ、とりあえず頑張ってください」
それだけ言ってまた練習した。
神ちゃんが真面目すぎるだけです。皆そうやんね？(笑)
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３６９ - 全然大丈夫です♪続編楽しみにしています♪ (2018年2月3日 18時) (
レス) id: 8ecda79c7d (このIDを非表示/違反報告)
このらん(プロフ) - 369さん» こちらのアカウントから失礼します。夕梨菜です。このアカウントで続編書こうと思うので、ご迷惑お掛けしますがこちらまで来ていただけると嬉しいです。アカウント変えてしまい申し訳ないです。 (2017年9月1日 18時) (レス) id: e13534624c (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - 応援ありがとうございました。また検討しておきます。 (2017年8月21日 7時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
369 - happy endでよかったです♪神ちゃんもしげも元気な姿で嬉しかったです♪もしよかったらその後もみたいです。ありがとうございました♪ (2017年8月21日 3時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - コメントありがとうございます。なるべく二人が幸せな方には持っていきたいとは思ってます…。 (2017年8月17日 6時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuri | 作成日時：2017年8月7日 20時
