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「はぁ」
廊下には私しかいなくて、
小さくついたため息は自然に廊下に響いた
これからどうなるんだろうという不安しかなかった
その時、
「やだっ」
「え？」
歩いていると、
どこかの教室から何かガタンという音と、
女の人の声が聞こえた
何かあったのかな？
声のする方へ足を向ける
けど、その行為自体が間違いだったと後悔することになる
「っ」
「きゃ！」
「............」
そこには、
肩まで下がっているブラウスから下着をのぞかせたさきちゃんと、
シャツのボタンを半分以上外した小瀧望の姿があった
私は唖然としながらその光景を見ていた
「ちょっと！」
そっと覗くか、
せめてノックくらいするべきだった...
この状況に固まる私に、
さきちゃんは顔を真っ赤にして、
「覗き見とか最低！！！」
「え、あのっ」
ブラウスのボタンを留めながら、
横に置いていた鞄を持ってそのまま私の前を通り過ぎ、
教室を出ていってしまった
確かにこの教室は誰も使っていない
たまに教材を取りに先生とかが来るけど、
ほとんど利用しない
でも、だからって...
私は小瀧望と目を合わせることも出来ずに、
俯き固まる
「...邪魔なんやけど？」
「...え、」
目の前にいる小瀧望に対して大きく目を見開く私
いつの間にかこんなにも近い距離にいる彼
「あ、ごめんなさい」
「次からはノックくらいしぃや？」
「......っ」
それだけ言うと、小瀧望はそのまま私の前を通り過ぎて、
教室を出ていった
心臓がバクバク音を立てていた
.
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なのは(プロフ) - NANAMIさん» ありがたいお言葉ありがとうございます〜！頑張ります(^^)/ (2018年12月22日 18時) (
レス) id: c46f4189c6 (このIDを非表示/違反報告)
NANAMI(プロフ) - 更新、大変だと思いますけど頑張ってください！ (2018年12月18日 16時) (レス) id: da61253991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのは | 作成日時：2018年11月11日 17時
