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____学校
登校すると、
すごい歓声が廊下から聞こえる
私は廊下に目を向けると、
廊下では女子が騒いでいた
今日もか、
そう思いながら私には関係ないと教科書を開き、
あと十数分後に始まる授業に備える
この歓声の先には...
「小瀧くん！」
「小瀧望、ほんとかっこいい！」
「............」
この学校には小瀧望という学校一のお金持ちの家の息子がいる
そんなお金持ちなら私立の高校に行けばいいのにと思うが、
どうやら頭もいいらしく県内一の進学校へ入学してきた
父親は小瀧グループの社長で、
彼はその息子
誰もが羨むほどの豪華な暮らしをし、
そして、
「...かっこいいもんね」
彼は容姿もとても整っている
そういうわけだから、
彼は学校で1番モテる
そんな小瀧望に、
実は中学のころ、
密かに恋心を抱いていた
今では消してしまいたい記憶の1つ
『のんちゃん！えっと、私、のんちゃんのことが好きです！付き合ってください！』
『...悪いけど、地味な女無理やねん』
『...え、』
『じゃあ、そういうことやから』
「............」
私は当時のことを思い出してまたため息をこぼした
中学の時に、
偶然聞いてしまった小瀧望への告白シーン
小瀧望に告白した女の子は、
すごく可愛かったのに、
小瀧望はその告白を『無理』の一言で片付けた
それを聞いていた私は、
告白する勇気などなくなってしまった
そう、
彼はそういう人だった
思いやりとか優しさとか、
そういうものがない
私にとって小瀧望の思い出は、
記憶の中から今すぐにでも消してしまいたいものの1つ
だけど、
彼は私のことなんてきっと覚えてくらいないだろう
.
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なのは(プロフ) - NANAMIさん» ありがたいお言葉ありがとうございます〜！頑張ります(^^)/ (2018年12月22日 18時) (
レス) id: c46f4189c6 (このIDを非表示/違反報告)
NANAMI(プロフ) - 更新、大変だと思いますけど頑張ってください！ (2018年12月18日 16時) (レス) id: da61253991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのは | 作成日時：2018年11月11日 17時
