POM's diary the Fantasia！～４人であるからこそ～ (ページ18)

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１８，庭と家畜の次にはページ18

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かなりの月日が経っていた。
庭どころか、豚やら牛やらの飼育までしていた。
自然の中で見つけに行くのは結構難しいことだからね。

もう、こんなギリギリの生活は３ヶ月くらい続いている。
さすがにもうクタクタだ。

毎日毎日、筋肉痛とか頭痛がする。
作業で気を紛らわすと、次の日、また筋肉痛。

悪循環でしかないこの生活から、なんとか抜け出したかった。

この日は、みんなで洞窟探検。
家は柵とか明かりでがっちり守ってるから、そこは大丈夫。
とりあえず、今日も筋肉痛が酷い。

ミ「ねぇ、エンダーアイ投げてみてもいい？」

カ「数、気にするんだったらいいよ」
　「数も少ないし、３つは残しといてね」

ミ「おっけー。」
　「・・・よいしょ！！」

≪ﾋｭｳｩｩｩ･･･≫

ん？
ミキちゃんって・・・
こんなに腕力あったっけ？

この人、たしか劇団とPOM意外ではほとんど動いてないよね？

・・・あ。
これ、マイクラなんだっけ。
エンダーアイは確か、飛んでった方向にポータル的なのがあって・・・
そこから、ラ・・・

ラスボス！？
早！
ゲームにしては、進むのが早すぎる！

ミ「あっ、飛んでったぁ！」

ユ「・・・てことは、こっちにエンドポータルみたいなのが！」

チ「あるって事だね！」

カ「よしっ」

なんでセリフが分かれるの。
まぁでも、そういうことか。

仲が良いって証だよね！
そう思っとこう。

ミ「こっちだって！」

チ「あ、ごめ～ん」

カ「たいまつは先頭のミキの仕事だよ！」
　「チアキは必要最低限で大丈夫。」

ミ「・・・道理で持ち物に３スタックもあったわけだ・・・」

カ「ちゃっかりしてるでしょ？」

チ「かなりね。」

この会話を遠目に聞いてると、なんだかんだで絆が表れてる気がする。

カオルのきつい口調で傷ついちゃったミキも、
持ち前の器用と責任感で気負っちゃってたカオルも、
守るために戦ってくれたチアキも。

もちろん、私を含めてのPOMナイの絆。

サバイバル生活にも慣れて、
皆は筋肉痛も吹っ飛びそうなくらいにテンションが高い。

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進んでいくと、思ったとおり。
そこには石造りの壁と、エンドポータルがあった。

よし。
成功させるぞ！

これまでのサバイバル生活で培った絆と根性。

存分に生かしきるまで。