This is 逆行story！ ２

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学校に着いたらすぐにミーティングを行った。日向が白目むいてたのは面白かった。




及川「...ってことで、解散！｣


日向「影山！帰るぞ！｣


国見「今日は俺らと寄り道して帰りまーす｣


日向「なに！？...影山も今知ったって顔してますけど｣


国見「今決めたから。金田一も行くよ」


金田一「お、おう。じゃあ明日な！｣




こういう時だけ行動が早いんだから...




月島「日向、帰るよ｣


山口「置いてくぞ〜」


日向「待てよ！｣




ーーーーーーーーーー




国見です。今だけ俺が語り手です。



国見「さて、深堀はするなって言われたけど...影山って王様なの？」


影山「！？｣



なんで知ってるんだよって顔してるな。



国見「あいつらに聞いたわけじゃないから」


金田一「言いたくなければいいんだぞ？｣


影山「いや、言う。あんまいい話じゃないってことは言っておく｣




こいつ、たまに何歳だって言う顔するよな。




影山「俺、コート上の王様って呼ばれてたんだ｣


金・国「コート上の王様？」


影山「横暴で、自己中。勝ちたければ俺の速さに合わせろ。もっと高く、速くってな。

スパイカーが打ちやすいトスをなんて考えてもなかった。

そのせいで孤立しちまってよ。チームメイトにトスを無視された。いや、その選択をさせちまったんだ。

そのチームメイトからつけられたのが、

『コート上の王様』

自己中で、横暴な王様の誕生って訳だ｣


金田一「なんだよその、」


影山「そのチームメイトを悪く言うなよ？｣


金田一「なんで！！｣


国見「なんでだよ｣


影山「その話にはまだ続きがある。

王様のままいた俺を引っ張りあげたのが日向だ。他にもいっぱい居たけど、1番は日向だ。

トスをあげた先に誰もない。それがトラウマで、けどあいつは「居るぞ！！」って言ったんだ。

それで、日向を最大限活かそうとした結果あの変人速攻ができた」


国見「日向、カッケーな｣


影山「あいつにとって、俺が王様でもそうでなくても変わんねーんだ｣


金田一「...そうか...でも、俺らは絶対無視しねぇ！どんなんでも合わせてやるよ！！｣


影山「！！...そうか...期待、してる｣


国見「そんな顔、できたんだな｣




嬉しくてたまらない...そんな顔。




国見「綺麗だよ｣


影山「おぅ？｣


金田一「...お前ら幼馴染だよな？あいつら黙って見てたのか？」


影山「んなの知らねーよ」




この話はここでおしまい！あとは楽しい話をしました。

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