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藤「ねぇ、誰の追っかけ?
 正直ここまで来られると迷惑なんだよね。

 キスしてあげるから、もう二度と来ないで」


北「はぁ...ッ?...なんだよ、それ」


藤「もううるさいなぁ。
 チッ............めんどくせぇパターン...」


北「...離せクソやろ!」








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(やっぱり、藤ヶ谷も俺だって分かってない...

つか、ファンの子のこと。こんな邪険に扱ってんのか?
ダメだろ...キングがそんなことしちゃ。)





藤ヶ谷のあんまりな言葉に、キッと睨みつけ
頬に添えた手を振り払った。

ファンだと思ってた子から、出たからだろうか?
俺が放った汚い言葉に

藤ヶ谷は目をまんまるにして驚きを隠せないようだった。









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藤「お前っ、............いや、何でもねぇ。

 そういうんじゃないんなら
 一般人が俺達に何のようなわけ?」





一瞬、何かを言い掛けて...だけど難しい顔をした後、すぐにまた憎まれ口を叩く藤ヶ谷に

俺は不思議に思いつつ、言い返した。








北「一般人じゃねえ!!
 俺は北山だっつーの!!

 キ ス マ イのきーたーやーまー!!」







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俺の言葉に驚きを隠せないメンバー達。

俺はようやく楽屋の中へ入り
ソファに座って、今までのことを話した。

 





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朝起きたら女のカラダになっていたこと。

声も顔も女の子のようで、仕事をどうしたら
いいか悩んでいること。

そして、俺だって気付いてもらえないこと。




全て話し終えると、よこーさんが
俺の横に座り頭を優しく撫でてくれた。









横「そうなんだ...大変だね...









 そんな嘘までついて
 俺等に気に入られたい?............可哀想な子」









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え...よこーさん、なんでッ...?





普段のよこーさんからは想像できないほどの
冷たい顔と声で、俺にそう言い放った。

みんなもそれぞれ頷いていて
俺をまるで、救いようのない子を見るみたいに

哀れな目で冷ややかな視線を寄越していた。






(ここまで言っても...俺だって分からない?
 それとも信じて貰えてないだけ...?)






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これはドッキリであってくれ。
そう何度も、心の中で願った。








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やくも(プロフ) - おかえりなさい、待ってました!!作者様のペースで良いので頑張ってください♪ (2017年8月19日 9時) (レス) id: bbb3127779 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 小説読みました。とても面白かったです。続きがすごく気になります。更新待ってます。頑張ってください。 (2016年9月2日 23時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - AyaKoさん» AyaKoさん。更新、亀亀で申し訳ないです 泣。そして、そのお言葉がただただ嬉しくありがたい限りですっ!サブ更新になりますので、まだまだ満足頂けるスピードではないとは思いますが、更新頑張らせていただきます!最後までよろしくお願いします! (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - Tamaさん» Tamaさん、ありがとうございますっ!恐縮でございますm(_ _)mそして、ただただ嬉しく有り難いです。ありがとうございますっ!がんばります!! (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - クララさん» こんばんわ♪写真ってあれです(*´∀`)エヘヘヘ。これから、メンバーと距離が近くなるであろう北山さん。ですが、まだもう少し、悲しいのも入れようかなって思ってます笑。亀更新なのに、サブ更新なので更に亀亀更新ですが、完結までよろしくお願いします♪ (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PER子 | 作者ホームページ:https://twitter.com/kitamapako?s=09  
作成日時:2016年2月21日 12時

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