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「ぁっ…ぁんっ、ふじ、がやっ」
俺はーーー。
藤ヶ谷のことが好きなのだろうか。
藤ヶ谷の香りに包まれてどうしようもなく俺の居た世界の藤ヶ谷が恋しくて、瞳を瞑っても寝返りを打っても浮かんでくるのは藤ヶ谷のあの屈託ない笑み。
頭の中の、俺だけに笑いかける藤ヶ谷を見ているとだんだんカラダが熱くなってきて、どうしようもなかった。
指先が勝手に、スウェットの中に入り込み胸の頂きの飾りを摘んでは捏ねて、時折爪を引っ掛けては背中をのけぞらした。
こんなこと、しちゃ駄目なんだ。って
頭の中で宏光が言ってるけど、どうしても、指先が止まらない。
藤ヶ谷に会いたい。
宏光として、藤ヶ谷に会いたい。
どこにも向けられない怒りと、悲しみ、それからどうしようもない焦燥感。
会いたいと思う気持ちと、一生会えないかもしれないという現実が、今になって重く、リアル○○しかかってきた。
そんなごちゃごちゃした気持ちを沈めるためには、自分を慰める他無かったんだ。
「ぁんっ…ぁ、ぁぁっ、イ、くぅっ…!!」
初めて女の子のカラダでイった衝撃は半端じゃなくて、手を洗わなきゃ。とか、匂い大丈夫かな。とか。
考えなきゃいけないことは沢山あったけど、欲を解放して疲れ果てたカラダは言うことを聞いてはくれず、そのまま深い眠りへと落ちていった。
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翌朝、藤ヶ谷と顔を合わすのが少し気不味くなりながらも一緒に朝ご飯を食べる。
もちろん、養ってもらっている分、俺が早く起きて料理をした。
朝風呂は?って聞かれたけど、家主でもないのにおこがましくて断ると、「そっか」笑い、藤ヶ谷は浴室へと消えて行った。
でも、この会話に俺は、違和感を感じた。
確かに藤ヶ谷は優しいから、先に風呂を勧めるかも知れない。だけど、その後俺なんかに笑いかけるだろうか?
昨日の調子なら、「あっそ」くらいな言い草でもおかしくはないはずだ。
(俺が昨日、写真のことを話したからか?)
(それとも、なんとなく打ち解けれたから?)
どれも、藤ヶ谷の態度が変わる理由には弱い気がした。
グルっと部屋を見回してみても、特に変わった様子は…
(あった…!!)
リビングの片隅にあるソレをそっと手に取って確認する。
やっぱり、昨日とは違って見える。
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やくも(プロフ) - おかえりなさい、待ってました!!作者様のペースで良いので頑張ってください♪ (2017年8月19日 9時) (レス) id: bbb3127779 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 小説読みました。とても面白かったです。続きがすごく気になります。更新待ってます。頑張ってください。 (2016年9月2日 23時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - AyaKoさん» AyaKoさん。更新、亀亀で申し訳ないです 泣。そして、そのお言葉がただただ嬉しくありがたい限りですっ!サブ更新になりますので、まだまだ満足頂けるスピードではないとは思いますが、更新頑張らせていただきます!最後までよろしくお願いします! (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - Tamaさん» Tamaさん、ありがとうございますっ!恐縮でございますm(_ _)mそして、ただただ嬉しく有り難いです。ありがとうございますっ!がんばります!! (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
じぇしーさん。(プロフ) - クララさん» こんばんわ♪写真ってあれです(*´∀`)エヘヘヘ。これから、メンバーと距離が近くなるであろう北山さん。ですが、まだもう少し、悲しいのも入れようかなって思ってます笑。亀更新なのに、サブ更新なので更に亀亀更新ですが、完結までよろしくお願いします♪ (2016年7月1日 23時) (レス) id: a986e1a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PER子 | 作者ホームページ:https://twitter.com/kitamapako?s=09
作成日時:2016年2月21日 12時