第百六十四話 ページ6
樋口がそう言うと、中也は顔を真っ赤に染めた。
中原「すすすす、好き！？ち、違ぇ！アイツはただマフィアに向いていたから気になるだけで…！ゴニョニョ…/////」
と慌てて誤魔化す中也。
それを見た樋口は、「はぁ…」とため息をついた。
樋口「(中原さんと言い、探偵社の奴等もあの女のどこがいいのか…)」
中原「と、とにかく！あの女には手を出すなよ！幹部命令だ！」
樋口「は、はい…」
幹部命令と聞いて、樋口は仕方なく弱々しい声で返事を返した。
…
樋口「(まぁ、中原さんはともかく、首領は何故あんな命令を…)」
樋口「！(あの写真！)」
双眼鏡でAたちを観察していると、ある事に気がついた。
それは、敦が持っている写真に見覚えのある顔が載っていたからだ。
樋口「(あの女だ！探偵社と繋がりが？矢張り官憲の潜入捜査官！？)」
国木田「俺達に何か用か？」
樋口が考えているその後ではいつの間にか国木田が怖い顔で立っていた。
樋口「なぁっ！！！？」
あまりにも突然だったので、その場で尻餅をついた。
国木田「監視の時は注意するんだな。敦の虎眼は指定が広い」
そう言うと、陸橋の階段からAと敦が登ってきた。
A「コソコソと私達を監視していたのはお前だったのか…」
樋口「うぐ…」
国木田「で？ポートマフィアが何の用だ。お前達との衝突は極力避けろとの社長指示だが…」
国木田「事と次第によっては相手になるぞ」
国木田は懐に手を入れ、銃を掴む。
樋口「それはこちらの台詞。写真の女性に就いて教えて貰いましょう」
樋口も同様にポケットから銃を掴む。
樋口「(手練相手に二対一…状況は最悪。しかし！先輩の為、如何なる手段を用いて情報を引き出す！)」
樋口は上半身を前へ倒す。
国木田「！」
妙な動きに一瞬国木田が動揺する。
バンッ！
樋口「教えてください！！！！！！！」
国木田とAは攻撃されると思い、警戒していたが、それを覆ように樋口はこちらに土下座をしてきた。
A「…は？」
国木田「ん…ん？」
中島「いや、えっと…あの…はい。」
案の定、三人は呆然とする。
中島「とは云え、教えるといいましても、実は僕達も女性の氏素性は判らなくて、恋文を渡すべく捜してるんです」
樋口「恋文！？」
恋文という単語を聞くと、樋口は驚いた顔をする。
樋口「あの女に渡す？貴方が？」
樋口は震えた指で敦を指した。
中島「えぇ…まぁ…」
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瑠璃(プロフ) - 文ストの夢小説が読みたいです！パスワード教えていただけませんか？ (10月20日 12時) (
レス) id: 44da53a54c (このIDを非表示/違反報告)
Чуя Накахара милый(プロフ) - パスワードを教えていただけないでしょうか？とても面白く行きから読見たいです！ (10月18日 1時) (レス) id: 60d9cbf677 (このIDを非表示/違反報告)
ばるたん - パスワード教えてください！1からみたいです！夢主が好きすぎです！宜しくお願いします！ (2023年2月26日 11時) (レス) id: 63beeaa7f4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - パスワード教えてください！ (2023年1月20日 20時) (レス) id: edcc1c0605 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - パスワードｯｯ教えてください···。最初から見ないと、なんというか満足感が···。宜しくお願いします···。 (2023年1月16日 22時) (レス) @page25 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メット x他1人 | 作成日時：2018年3月13日 22時
