妖精の罠1/fk ページ15
fk「あー……気持ち悪……」
iw「そりゃあ、あんだけ飲んだらな」
fk「そんな飲んだの俺……まじで何も覚えてねえ」
翔太と居酒屋に行ったのは覚えてる。
でも何を話したのか、どうやって帰ってきたのか、何も覚えていない。
二日酔いがひどすぎて、大学に行こうと思って家を出たところでドアにもたれて動けなくなっている。
頭の中で会話とか今は無理。そう思って抽象化した照と普通に話している。
fk「あー大学行きたくねえ……」
iw「じゃあおとなしく休めば」
fk「単位が……助けて照……」
iw「だから無理だって、ってかお前まじで口に出すなって」
「……誰としゃべってるんすか」
fk「うわぁ!? え、いつからいた!?」
「ついさっきから」
タイミング良く(悪く?)帰ってきたのは隣の部屋に住む
黒いパーカーとジーンズにボロボロの黒いスニーカーってことは、今日も深夜の土木のバイトだったのか。
mg「もしかして、ふっかさんって見えるタイプですか？」
めめの目線の先には照。しっかり目が合っている。
……え？ こいつ照見えるの!？ こいつも『master』なの!？
mg「……幽霊とか」
fk「あ、そっち!？」
mg「え、逆にどっちですか」
fk「あはは、いやまあ、いろいろあるかもしれないじゃん？」
mg「なんすかいろいろって」
iw「ああーもう! 行くぞ! お前これ以上しゃべるなって!!」
fk「あ……あー俺そろそろ大学行かなきゃー! じゃあなーめめー!」
二日酔いの頭じゃもうごまかせない。だめだ、とりあえず逃げよう。
おとなしく照とは頭の中で話そう。
仕方ない、めちゃくちゃ行きたくないけど大学行くしかねえ。
iw「だから行ったじゃねえかしゃべんなって」
fk《だってこうしたら頭痛くなりそうじゃん!》
iw「いや、お前が飲み過ぎたのが悪い」
fk《それはそうだけどさあ》
iw「お前がすごいテンパるから俺も目が合っただけで無駄に緊張したんだけど」
fk《いっそちゃんと見えててくれた方が良かった気がしてきた》
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怜(プロフ) - 祐莉さん» これからちょっとずつ公開していくので楽しみにしていてください! (^^) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに目黒君の秘密が明らかになりそうでハラハラドキドキです♪ (2020年3月17日 19時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしていただけたようで嬉しいです。お待たせしました。笑 期待に応えられるように頑張ります! これからもよろしくお願いいたします!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ひそかに楽しみにしていた死神風な登場の彼の出番が本格的になりそうで、楽しみです♪ また、マスターやガーディアンやキューピッドの立場とも違いそうだし、いわふかだけじゃなくて他のメンバーにも絡みそうだなとわくわくしてます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます! これからも頑張ります!! (2020年3月3日 21時) (レス) id: 3ccaf75687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年2月27日 23時
