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結局今日の講義を全部睡眠学習にした俺は、なんとかして阿部ちゃんにノートを借りる約束を取り付けた。
ab「まったく……大学戻ってきたと思ったら何? 飲んだくれてんの? ほんとに大丈夫なの？」
fk「いやあ昨日は盛り上がってつい……」
ab「あ、そうだ。じゃあノート貸す代わりにお願い聞いてくれる?」
fk「えー何?」
ab「このあと地下の書庫で本借りてきてほしいの。俺貸し出し上限まで借りてるからもう借りれなくて。ね? いいでしょ? ちゃんとノート貸すからさ?」
首をこてんと傾けるあざとい阿部ちゃん。
確かにノート借りるし、俺はこの阿部ちゃんに弱いし、断る権利はないよなあ。
fk「いいよ、行ってくる」
ab「やった! ありがとう! タイトルとか送っとくからよろしく!」
満面の笑みの阿部ちゃんに見送られて俺は書庫に向かった。
図書館本館には人がそれなりにいるが、そこから地下の書庫に行くと人はまったくいなかった。
天井まで届きそうなほどの棚に古い本がぎっしり詰まっている。
俺も初めて来たけど、薄暗いしちょっと臭いし不気味な雰囲気。
fk「こんなとこの本借りようと思うなんてさすが阿部ちゃんだよなあ」
iw「しかもすでに本いっぱい借りてるんだろ? すごすぎて引くわ」
fk「この中から頼まれたやつ探せる気がしねえ……なあ、本探すの手伝って」
iw「そう来ると思った」
誰もいないのをいいことに、普通に照としゃべりながら本を探す。
＿＿俺たちを狙うやつがいるなんて、このときは想像もしていなかった。
「＿＿我、我が使いを召喚せり。
出でよ、『狂乱の妖精』」
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怜(プロフ) - 祐莉さん» これからちょっとずつ公開していくので楽しみにしていてください! (^^) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに目黒君の秘密が明らかになりそうでハラハラドキドキです♪ (2020年3月17日 19時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしていただけたようで嬉しいです。お待たせしました。笑 期待に応えられるように頑張ります! これからもよろしくお願いいたします!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ひそかに楽しみにしていた死神風な登場の彼の出番が本格的になりそうで、楽しみです♪ また、マスターやガーディアンやキューピッドの立場とも違いそうだし、いわふかだけじゃなくて他のメンバーにも絡みそうだなとわくわくしてます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます! これからも頑張ります!! (2020年3月3日 21時) (レス) id: 3ccaf75687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年2月27日 23時
