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『土方さん、ありがとうございます』
『お前も大人になったんだな』
『そうですよ! いつまでも子どもじゃないです』
ムキになる私に、彼はくくくと押し殺すように笑う。
煙草を唇で挟むも、ここは禁煙であるため、火をつけようとした手を止めてそのままただ咥えていた。
『そりゃ悪かったな。
アイツに任せんのは癪だが、ちゃんと幸せになれよ。愛想尽きたらいつでも帰ってこい』
『はい、そうします』
お互いがそんな態度だからいつまでも仲良くならないんだ、以前そう言った私を、彼らは口を揃えて仲良くする気はないと言い張った。
でも揃ってしまうあたり、似た者同士なのだろう
『……バージンロード、総悟と歩くなんてよかったね』
『はい! そーちゃんが私達を引き合わせてくれたから……』
その言葉に納得した近藤さんは、嬉しそうに何度も頷いてくれた。
『そうかそうか……あ、もう時間だ。
ほら、Aちゃん』
近藤さんにそう言われ、部屋にある時計を確認すると確かに時間が迫っている。
時計を見たあと直ぐに、スタッフの人が私を迎えに来てくれた。
『ではお二人とも、また後で』
手を振り、真っ白な裾を真っ白な手で持ち上げれば、二人とも振り返す
ゆっくりと、転ばないように愛しい人の元へ
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白桜姫 - 続き見たい(´;ω;`) (2018年10月21日 3時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ひなさん» 引退ではなくお引越しにしました笑 あんまり意味は変わらないのですが、お引越しとした方がまたひなさんに会える気がするので! いつも本当にコメントありがとうございます。 これからもよろしくお願いします( ´ ∀`) (2017年12月25日 12時) (レス) id: 645308de9c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ハルさんが引退するとの事なのでハルさんの作品を全て読もうと。感動しました…泣きましたね…泣きながら読んでました(T-T)番外篇も、楽しみに待っています。 (2017年11月11日 13時) (レス) id: 843e6f4730 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ドS娘さん» 前作でもコメントありがとうございます。 映画化ですか、これが……。いいですね、そんな妄想をしながら今夜は寝ようと思います。 読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい (2017年7月5日 23時) (レス) id: 11a385a726 (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 感動してガチで泣きましたもう映画化して欲しいです! (2017年7月2日 10時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2015年12月10日 17時