26 ページ27
『とりあえず、大丈夫そうだな』
『本当にありがとうございました』
あの後すぐに坂田さんは来てくれ、私は彼に深々と頭を下げた
『別にいいよ。
……それよりお前、何かあったのか?』
話の続きを聞かれているのだろう。確かに、私独りじゃどうしていいか分からないから
坂田さんに相談しようかと思った。……でも、どこか言いにくく、なかなか口は思うように開かない
彼はそれを察してくれたのか、それ以上は強要せずに黙っていた
『坂田さん、万事屋でしたよね?
少し、依頼したいんですけど……』
……ああ、ほらまた、私は遠回りしてしまう。これが、私が一番嫌いな私。
先のことまで考えて、自分が傷つかない選択肢を選ぶ。弱い、私。
勇気なんてものはなく、受け身になっていた。だれかが来てくれることを待ち続け、それに応えてくれていたお兄ちゃんに、甘えていたのだ
だから、飽きられてしまったのだろうか
この悪いところを直したら、お兄ちゃんは、また私の傍にいて笑ってくれる?
363人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜月(プロフ) - 分かりました。楽しみに待ってます! (2017年6月7日 22時) (レス) id: 1574d4bc36 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 桜月さん» まだこちらの前作が書き終わってないので続篇のパスワードを教えても構いませんが話しは繋がらないと思います! ゆっくりではありますが書き直している最中なのでもう少し待って下さい (2017年6月7日 21時) (レス) id: 7ed4437fff (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 続きのパスワードってなんですか?読めなくて・・・ (2017年6月5日 22時) (レス) id: 1574d4bc36 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ドS娘さん» プロ!? 私のこの文章力でプロとはちゃんちゃら可笑しな話ですよ 笑 ですが、褒めていただきありがとうございます( ´ ▽ ` ) 占ツクの広告で見ました! 一緒に映っている高杉がとってもカッコいいです。 (2017年5月29日 22時) (レス) id: 4d3c1ca5cd (このIDを非表示/違反報告)
ドS娘 - 凄いですね!プロですか?!あっそういえば銀魂のイメージパーカー出たの知ってます? (2017年5月29日 16時) (レス) id: 8d85534e35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2015年10月4日 18時