【銀魂】そーちゃん、〔沖田〕

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それから二人で歩いていれば、近くに公園があったためそこのベンチに座ることにした


四人がけの二つ目と三つ目に座り、少し浮いた足をぶらつかせる



『A、体調は平気か？』

『うん、大丈夫』



そーちゃんはいつも私のことを気にかけてくれる。心配性だと思ってしまう時もあるが、優しい彼のことが私は大好きなのだ


……だから、そんな優しいそーちゃんに、私は言いたいことがある




『そーちゃん、手術のこと黙っててごめん

言いにくくて……だからごめんね』



言い訳混じりの謝罪。

後出しジャンケンなんて卑怯だった



『別にいい。だから気にすんな』

『……あと、仕送りもありがとう』



そーちゃんは毎月大きな額のお金を送ってきてくれる。

彼にだって欲しいモノがたくさんあった筈なのに、私やお姉ちゃんの病院代などに充ててくれていてとても助かっていた


そーちゃんだって、まだ若いのに働いて……

疲労で身体を壊さないか心配していたが、土方さんから貰った手紙には怠慢な職務態度が多々あると書かれており、思わず笑ってしまったのだ


やっぱり、変わらないなあ……と

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