【呪術廻戦】花開院さん

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百合「宿儺、今日はこれを食べるのじゃ」



宿「ぶにぶにしてるな、これはなんだ？」



百合「わらび餅と言うてな、とても甘くて美味なのじゃ！」



宿「ほう………確かに甘いな」



それから数週間、百合さんは毎晩宿儺に会いに来ていた


百合さんは稽古してるときに比べて表情がガラッと変わる


笑顔が似合う可愛い女性だ



私は数週間、宿儺を見てきて意外と優しいのか(？)と思ってしまった

数週間といっても、映し出されるのは大事な部分だけで実際には数時間しか経っていないだろう



百合「宿儺」


宿「なんだ？」


百合「母上と父上がそろそろ動こうと言うておる」


宿「そうか……」


百合「妾には宿儺を祓えん……だから、逃げておくれ」


宿「………。」




『っ！』


また空間が歪んだ



そして目を開けると、百合さんのお屋敷の広間にいた



広間には百合さんの父母と、全国の呪術師であろう人が集まっていた



百合さんだけ姿が見当たらなかった



直後に、破壊音と悲鳴が聞こえた



『っ……宿儺…！？』



宿儺がお屋敷の門を突き破って、堂々と入ってきたのだ




呪術師達が総出で宿儺に攻撃するが、歯が立たなかった



そして、百合さんの父母が術式を展開した



すると宿儺は体の自由が効かなくなり、身動きが取れなくなった



そして呪術師達がそのすきを狙って宿儺に攻撃した



百合「宿、儺……！！」



「百合様！待っていました、トドメを刺してください！！」

父「百合、早く滅しろ」

母「さあ！祓うのです！百合！」



百合さんは宿儺に近付き、宿儺に御札を咥えさせた



『あの術って…』



百合「傷怨治癒」



すると、宿儺の傷はあっという間に無くなった



「百合様………！？何故、悪霊を！！」

父「仕方ない、今から百合を敵とみなす」



『そんな…！！』



百合「良いじゃろう、妾は宿儺を祓う気など更々無かったのじゃ」



そして、攻撃が始まった


宿儺と百合さんは二人だけで戦っていた




「拉致があきません！！」

父「仕方ない………領域展開"鳥籠爆裂"」



すると、宿儺と百合さんを閉じ込めるように鳥籠ができた



百合「っ！！術式"閉守"！！」



百合さんは術式で、宿儺にバリアみたいなものを張った



次の瞬間、鳥籠の中で爆発が起きた



領域が解けると、百合さんは倒れていた



至る所から血を流していた

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